樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

あたりまえの景色がなくなること

先日、パリのノートルダム大聖堂が火事に見舞われ、シンボルであった尖塔が焼け落ちてしまう、という信じられないニュースが報じられました。

パリの人たちにとって、ノートルダム大聖堂がどれだけ大切なものなのか。どれだけ心の支えになっていたのか。あたりまえにあったものを失った彼らの今の悲しさ、やるせなさ、ニュースを見ていてよくわかりました。

 

ここ数年、信じられないことや、目を疑う光景を目にすることが増えてきています。

今思い浮かぶだけでも、地震による熊本城の崩壊、長野にある御嶽山の噴火から逃げる人々、東日本大震災での津波による想像を絶する光景、遡れば同時多発テロでワールドトレードセンターに飛行機が衝突した時の衝撃…

あたりまえにあったものが、突然なくなること。自然災害によるものもあれば、戦争などによる人的な原因のものもあります。いずれにせよ、私たちの身にいつ起きてもおかしくない世の中になってしまったと思います。世の中がものすごいスピードで動いているのがわかります。

 

そんな中で先日行われた、天皇陛下御在位30年記念式典。そこでのビートたけしのスピーチに、私は感動してしまいました。

たけしは(敢えて呼び捨てにします)スピーチの中で、彼特有のユーモアを交えながらも…どんな困難なときも天皇皇后両陛下が人々に寄り添う姿に感銘を受け、また平成の時代に戦争のない日本にいられたことを感謝しています…と話していました。本当に、その通りだと思います。

残念ながら、世界のどこかで今も戦争が起きています。かつては日本も戦争に突き進み、私たちの日々の暮らしはどん底に突き落とされ、多くの尊い命が犠牲になりました。

 

今の平和な日本で、戦争のことを想像するのは難しいです。(ドラマとかで戦時中の場面もたまにありますが…)

その時のやるせなさとか、底知れない悲しみとか、憤りとか、体験した人でなければ本当の意味ではわからないと思います。

戦争の恐ろしさを実感できないから、人はまた戦争に突き進むのかもしれません。自分の国を守るために核兵器を持つ国も多いです。

でも私は、今ここにあるあたりまえの景色を、大切な人たちを、失いたくはありません。

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あまりにも突然に   昨日は砕けてゆく

それならば今ここで   僕ら何かを始めよう

僕ら何かを始めよう    …未来は僕等の手の中!

(ザ・ブルーハーツ   未来は僕等の手の中  より)

 

ひとりひとりが、ただ、幸せに毎日を過ごすこと。それだけで十分満ち足りていると…みなさん思いませんか?