私の実の母親は、昔から愚痴ばかり言う人です。親戚の人、ご近所さん、時には夫（＝私の父親）のことまで、日々の不満をあれやこれやと、とにかく愚痴が絶えることがありません。もっぱら聞き役の娘（＝私）に対して、あまりにグチグチとしつこく言うので、正直聞くのが嫌になることもあります。
最近の愚痴でいちばん登場するのは、長男のお嫁さんのことです。確かに私から見ても無愛想で、気立てのいいお嫁さんとは言えないのですが…それにしても、あれやこれやとグチグチ、母の愚痴が止まりません。
そして、しばらく母の愚痴を聞いているうちに気づいてしまったんです。この人…単に愚痴を言いたいだけなのだと。愚痴を聞いてほしくて、愚痴を喜んで言っているのだと。
もし長男の嫁がものすごくいい人だったら、愚痴を言うためのネタがひとつ減ってしまうわけです。つまり母は、自分が愚痴を言いたいがために、愚痴の原因となるそれなりのお嫁さんを引き寄せたのだな…という気がするのです。（ここでいう「それなりのお嫁さん」とは、もちろん母にとってのことで、長男夫婦はとっても仲良しですよ！念のため…）
そう気づいてからは、母の愚痴を聞くのはテキトーになりました。だって真剣に聞いたところで、本人が解決しようなんて思っていないのですからね。
逆に言えば、愚痴を言っている限りは何も解決しないということです。愚痴は自分に返ってくるのです。
…とは言っても、しんどくなって愚痴を言いたくなる時はありますよね(^_^;)
愚痴を言ってはダメ！というわけではないのです。ただ、愚痴の根本的な原因を解決したい！と思うのであれば、愚痴はほどほどにした方がいいと思います。
では、どうやって愚痴の原因を解決するのか？
私の場合は…どうすればいいのか？を、目を閉じて、じっくりと時間をとって、自分自身の胸の内に聞いてみます。すると、なんとなーく、こうした方がいいかな？ってことが、頭に浮かんでくるのです。
本当かなぁー？って思いますよね？私の場合は、これでけっこう解決してます。ホントです(^_^)
だまされたと思って…自分の直感を信じてみてください(^_^)
