樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

子育ては、土台づくり

家づくりに例えると、子育ての作業は土台づくり。何年かかったとしても、土台がしっかりとしていれば、どんな建物が乗っかっても大丈夫なはず。
子育てにおいて土台とは、その子の自信や、自分を信じる気持ち。安心感。
土台がしっかりとできたら、どんな建物を作るかはその子次第。高いマンションを建ててもいいし、独創的なデザインの家、または見た目よりも機能性重視で、耐震性の高い家、バリアフリーにこだわった家、などなど。


我が家では、お姉ちゃんはある程度土台ができて、今はどんな建物を作るか?を娘自身があれこれ考えている段階。小さい頃の彼女の様子からは考えられない成長をしてくれている。
下の息子は、まだまだ土台づくり。日々苦労が多いが、何とか日々を送っている。


私自身、自分の親からあまり愛情をもらえず、特に中学高校の時代に人間関係で苦労した。失敗を繰り返しながら、今思えば自分で土台づくりを重ねてきて、40代半ばにして、ようやく土台ができてきた。
発達障がいの子供たちと過ごしてきたこと、彼らなりに成長してくれていることが、親である私の自信にもつながって、私自身の土台づくりが大きく進んだ。今、40代半ばにしてやっと、どんな建物を作ろうか?楽しみながら日々を過ごしている。

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子育ては土台づくり

レンガのひとつひとつが、自分を信じる気持ちだったり、自己肯定感だったり。
土台が完成していると思っていたら、実は中に空洞、隙間があったりして。
隙間のひとつひとつを、もう一度しっかりと埋めていく作業。気持ちに寄り添い、向き合うこと。

つまづいた時は、ただ寄り添って、彼らの中にあるであろう闇を分かち合う。


日々受け取る、ちょっとした傷。
友達からの心ない言葉や態度。
ちょっとした傷が積み重なって、知らないうちに大きなダメージになっていることも。
まずは傷をしっかりと受け止める。自分をしっかり持って、そんな言葉や態度に負けない強さを身につける。
そうして強い土台を築いていく。

土台さえしっかりできてしまえば、どんな嵐が来ようと負けることはないのだ。

 

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