ママ、パパ、もっと僕のことを見て!
僕はいつも寂しいんだよ。
ママやパパはいつも楽しそうだけど、僕は寂しくて寂しくてたまらないんだよ。
寂しくて、どうしようもなくて、だから学校で友達に嫌がらせをしてしまうんだ。
僕だって、いけないことなのはわかっている。
でも、そうしないと僕は寂しくてどうしようもないんだよ。
だからママ、パパ、お願いだから、もっと僕のことを見て!
ママ、パパ、もっと私のことを信じて!
ママやパパから見たら、私はできないことだらけで、心配するのも仕方ないと思う。
でも、私は私でがんばっているんだよ。
だからママ、パパ、口出しばかりしないで、たまには私のことをそっと見守ってほしいの。
もっと私の力を信じてほしいの。
そして、私ががんばったことに気づいて、いっぱい、いっぱい、褒めてくれたら…うれしいなぁ!
ママ、パパ、僕を助けて!
僕は学校で、いつも不安なんだ。
友達のすることや言うこと。
僕には何が正解なのかがわからない。
だから、友達と一緒になって嫌がらせをしてしまうんだ。
でも、本当にこれでいいのかな。
僕はいったいどうしたらいいの?
毎日僕にはわからないことだらけだよ。
だからママ、パパ、僕を…助けて!
…ママやパパにお願いです。
どうか、子供たちの心の叫びに気づいてください。
手に負えなくなる前に。手遅れにならないうちに。
自分の楽しみは、老後で十分じゃないですか。
今しかできない子育てを、今、しっかりと味わい尽くしてほしいのです。
日々辛いこともありますが、やがて成長という喜びに昇華します。
自分のしてきたこと(してきていないこと)は、必ず自分に返ってきます。
その時になって後悔しても遅いのです。
どうかお願いです。気づいてください。