今宵の月は満月です。(写真は昨晩の月ですが…)
月の満ち欠けに伴い、人の感情も左右されるのだそうです。特に満月の時は、心にたっぷりと気持ちが満ちた状態で、ちょっとしたことで感情が揺れ動きやすく、注意が必要なのだそうです。
私自身、ふとした時に心に隙間ができることがあります。何か満たされない思い…具体的に何かはわからないのだけれど、心にポッカリと穴が開いてしまうような時があります。
そんな時、今まではその思いを他の人に頼ったり甘えたりすることで解消しようとしていました。でも、もし頼った人が自分の期待する答えを返さなかった時…残るのはその人に対する失望感です。この人ではダメだと思ってしまうのです。
でも、その人が自分の期待通りの答えを返す保証はどこにもないはずです。その人に勝手に頼っておいて、その人に勝手に失望して…頼られた相手にとってはいい迷惑ですよね。
自分の満たされない思いは、自分自身で満たしてあげればいいのです。今自分が何をしてほしいのか?は、自分がいちばんよく知っているはずです。
自分を思いっきり甘やかすも良し、ひたすらダラけるも良し、好きなことにとことん熱中するも良し、できる範囲で贅沢を尽くすも良し、とことん癒されるも良し…どんな方法でもいいのです。
自分で自分の中にある井戸を満たした上で、さらに他の人にしてもらった親切はプラスアルファになります。他の人からの親切…なくても大丈夫だけど、あればあったでうれしい!これなら誰も損をしないし、誰も憎まずに済むのです。
人に頼らず、依存せず、自分の井戸は自分で満たす。満月の夜に気づいた、とても大事なことです。