インナーチャイルド、つまり自分の中にいる小さい子供の存在。私が最初にこの言葉を知ったのは、とある方との出会いがきっかけでした。
私はもともと天然石が好きで、丸玉やペンダント、ブレスレットなどをたくさん持っているのですが、そのとある方は、天然石を使ってヒーリングワンドという癒しの杖や、ペンデュラムを作る作家さんです。ネット検索をしていて、その方の作品に一目惚れをしたのが始まりです。
その方が作品を作られる時、自分の意志ではなく、その方曰く「上の方の声」を聞きながら、上から降りてきたメッセージに忠実に、作品を作られるのだそうです。
ワンドに使う天然石の種類、装飾に使う石、すべて上の方の指示通りに組み合わせていくのです。
そして、出来上がった作品を通じて、上から降りてくるメッセージを、私たちに伝えてくれるのです。
私が最初に小さいペンデュラムをオーダーして作っていただいた時に、このインナーチャイルドのことを言われました。
子供の頃の悲しい体験などから、自分のことを大切にできていない、私なんて、という自己否定の部分を癒してほしい、とのことでした。
また、出来上がった作品に使われていた天然石…私が大好きなラリマーという石、究極の癒しの石をメインに使ってくれました。この作家さんは本物だわ…と思わずにはいられませんでした。
その当時の私は、生まれてきた子供に発達障がいがあることにもまだ気づかず、まだまだ自分にも自信が持てず、親子でビクビクしながら過ごしていたように思います。
それから、その方の作品をいくつかお迎えしました。そして、その作品から降りてくるメッセージ…その時々で、その当時の私に必要なメッセージも伝えてもらいました。
例えば…実の母親との、どうしようもない親子関係に割り切れず、まだまだ苦しんでいた時期には、自分自身を受け入れて包み込んでくれるような、ローズクォーツをメインにしたピンク色の大きな大きなヒーリングワンドをお迎えし、何度も何度も癒されました。
子供に発達障がいがあるとわかり、精神的にショックを受けていた時期には、スギライトという濃紫色をした癒しの石をメインに、ブレスレットを作っていただきました。毎日お守りとして身につけ、心の奥底にある傷ついた部分をじっくりと癒してもらいました。
また、なかなか自分に自信が持てなかった私に、レムリアン水晶を使った存在感のあるヒーリングワンドを作っていただき、私の存在で救われている人もいることや、私が太陽のような、陽だまりにいる暖かさを与えることもできるということ、もっと自分に自信を持ってもいいんだよ、ということを伝えてくれました。
やがていろいろなことに気づき始め、自分の進むべき道について悩み始めた時には、黒水晶をメインにした、強い意志を持ち、まっすぐなエネルギーを持つ大きなヒーリングワンドを作っていただき、自分らしく進んでいく決意や覚悟、勇気を持つ後押しをしてくれました。
そして今…自分自身の心と体をしっかりと癒すために、ガーデンクォーツとローズクォーツを使ったヒーリングワンドをお迎えすることを決めて、到着を待っている状態です。
その方に出会った頃の私…私の中にいるインナーチャイルドは、小さく三角座りをして、しょんぼりとしていました。
でも、私の中の小さな子供は、少しずつ、少しずつ、ゆっくりと…でも、着実に癒されていきました。
そして今…その子は自分の意志をしっかりと持ち、私とともに肩を並べて、人生を歩み始めています。
ちなみに、ブログタイトルの「樹安」という名前は、私が瞑想していて降りてきた、その子の名前…もうひとりの私…なんです(^_^)
自分の中のインナーチャイルドの存在に気づき、癒していく作業…自分1人では、なかなか難しかったと思います。
私はありがたいことに、すばらしい先導者に出会い、ともに歩んでくれました。
と言っても、作品を通じての繋がりのみで、その方にお会いしたこともないのですが(^_^;)
ちなみにその方は、私たちと同じ、ごくごく一般的な主婦の方です(^_^)
自分の中にいる小さな子供、その存在に気づくことで、人生が大きく変わる…かもしれません。
少なくとも私は、インナーチャイルドが癒されることで人生が大きく変わり、自分の人生を生きるきっかけになりましたよ(^_^)