樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

ジャッジメント・その2

私は、人のことをジャッジしてしまう人間です。人のアラ探しをして、その人自体をダメな人だと決めつけてしまうところがあります。この癖、できれば直したいと思っていますが…なかなか直らないものですね。気づけばジャッジしているのです。

まずはそんな自分を認めて、受け入れるために…思っていることをそのまま、書かせてもらいます。まだまだ私の中に留まっている膿を出し切るために、前回に続いてその2です(^_^;) すみませんが、おつきあいください。

f:id:hattatsumamajuan:20190725222152j:image

数年前、私はメディカルアロマというものに出会いました。日々のちょっとした不調に使えること、日常生活に役立つことに加えて、発達障がいの子供たちの精神面にも作用してくれる可能性があるかもしれない、とのことで…発達障がいを抱える子供たちのために、あらゆる可能性を信じて勉強し、実際に試してみたりもしていました。

そこで立ち上がった、とあるプロジェクト。発達障がい児の母親が主催となって、仲間である発達障がい児の母親たちへのアロマ講座+日頃の悩みをみんなで話してスッキリしてもらおう、という会を月一回のペースで始めたのです。

 

中心となって動くのは、とある発達障がい児のママさんで、私を含む数名がお手伝いをします。事前の打ち合わせや情報交換は、とにかく楽しかった!こんな雰囲気で、実際の講座も楽しくなりそうだなー、とワクワクしていた、のですが…実際の講座では、主催のママさんが自分の子供の体験談をずっと喋りっぱなし、だったのです(>_<)

来てくださった方の話も少しは聞けましたし、アロマの話やアロマ体験もある程度はできたのですが…この主催ママさん、とにかく自分の話をしたくて、したくて、聞いてほしくてたまらない、のです(>_<)

このママさん、話をするのがとっても上手なので…講座に来てくれた方たちは、このママさんの話術に引き込まれて感心している様子でした。でも、私がやりたいのはこういうことじゃないんだよなー、と密かに思っていました。

 

このママさん、さらに児童カウンセラーの資格を取ったのだそうです。資格を取ること自体はすごいことだし、そのために勉強もたくさんしたのだと思いますが…講座の中で、やたらと資格を取ったこと、自分が頑張ったことを自慢し始めたのです。資格を取ったのよ!という話をすれば、みんなにすごい!と言ってもらえますよね(^_^;)

でも…この人って、自分の話をみんなに聞いてほしくてたまらない人ですよね。一般的なカウンセリング、まずはクライアントの話にじっくりと耳を傾けることから始まります。話を聞いてほしい側の彼女が、カウンセラーの資格を取ったところで…クライアントの話に耳を傾けることができますかね?

まぁそれは置いときまして…私はこのままでは、この講座自体がダメになると危機感を持ちました。とりあえずお仲間のママさんに相談して、私の思いを伝えてみたら、理解はしてもらえました。改めて講座内容をみんなで話し合いましょう、となったのですが…結局、何度やっても主催ママさんの話ばかり、来ている方は話を聞いて感心するだけの講座…私はこれ以上我慢することができず、この仲間から抜けさせてもらいました。

 

その後、この講座が今も続いているのか?主催ママさんはカウンセラーとして活躍されているのか?彼女と全く接点がなくなったのでわかりませんが…私自身は、今回のことで、仲間と共同でプロジェクトを立ち上げることの難しさを学びました。

これ以来、私は中途半端に仲間を持つことをしなくなりました。まずは自分がやりたいことをやる!そこに嘘をつかないためにも、私は孤独の道を歩んでいます。