樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

ものの言い方

久しぶりにモヤモヤした気持ちを抱えています。まとまらないかもしれませんが、記事に書いてみます。

 

先日、子供たちが通っているとある場所で、定期的に行われている面談がありました。そこで先生に、はっきり言ってけちょんけちょんにダメ出しをされました。

うちの子供たち、2人とも発達障がいを抱えていて、基本的な性質(敏感で慎重なところ)は似ているものの、上のお姉ちゃんは超がつく真面目な一方で、下の息子はよく言えば遊びゴコロがあって茶目っ気があり、悪く言えばズルさとか、ふざけ半分と思われるような行動を取ってしまうのです。

そこの先生は、まずは下の息子の遊び半分なところを批判しました。まず、やるべきことはやるべきであると。そして、私自身の親としてのスタンス…どちらかというと注意するというよりは見守るスタンスにも、強烈にダメ出しをしました。

 

おっしゃっていることは、よくわかります。私自身、先生の求めていることがよくわからなかったので、様子を見過ぎであまり注意できなかった、というのはあります。

確かに先生のおっしゃる通りだと思って、みんなで少し気を引き締めて、息子のために頑張りましょう!ということになりました。

 

そして、以前とはスタンスを変えて、息子の遊びゴコロを封印して、まずはやるべきことをやり始めているのですが…申し訳ないのですが、全く楽しくないし、充実感もないのです。何より、先生たちから笑顔が消えてしまったのです。やるべきことをやるのも大事だけど、何これ、全然面白くない…親子でぐったりと疲れて帰る日々。

 

このつまらなさ、原因は何だろう…と考えてみました。先生たちが笑っていないってことは、つまり私自身が笑っていない!ってことに気づきました。

正直に言います。先日の面談での、先生のダメ出しのしかた…そんな言い方しなくても!って思えるほどの、強烈なものだったんです。言ってる内容が、頭では理解できても、腹の底ではその先生に対して嫌悪感を抱いてしまったのです。その先生に対する嫌悪感を、私は消化しきれていないのです。

ものの言い方、本当に大事だなと思います。伝える内容が同じであっても、相手のことを考えて言っているのか。自分の感情をぶつけたいだけなのか。面談の時の先生は、残念ながら後者だったと思います。

 

私は、息子の遊びゴコロが大好きです。ハラハラする場面もありますが、遊びゴコロが行き過ぎた時はしっかりと息子に伝えています。遊びゴコロは息子の魅力のひとつだし、これからも大切にしてほしい部分です。

でもその先生は、息子の遊びゴコロの大切さよりも、ルールを守ること、規律を守ることを優先しています。もちろん先生の考え方だし、そこに通っている私たちがそこのルールに従うべきなのは当然です。でも先日の面談をきっかけに、私の中で何かが崩れ落ちてしまったことには変わりない…今はその気持ちに、辛いけれど正直に向き合うしかないのかな、と思います。

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