樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

僕は自由だ!

ちょっと、このタイトルしつこいですかね(^_^;)

Eテレにほんごであそぼ」の番組内で紹介されていた「スイッチ」という詩に、この表現が出てきます。

肢体不自由である水野優午さんという方が作ったこの「スイッチ」という詩、全文を掲載させていただきますね。

 

「スイッチ」

スイッチオン   僕の背中に翼が生える

スイッチオン   僕の足はタイヤに変身

僕は愉快だ    僕は自由だ

 

…もうね、ダイレクトに心に響いたのですよ。

水野さんは実際に歩行が不自由だったり、車椅子に乗らなければいけなかったりするけれど、心の中は愉快で自由で、なんて素敵なんだ!と、ものすごく印象に残ったのです。

 

さて、私自身のこと。

私は身体的には障がいはありませんが、恐らく発達障がい気味ではあると思います。具体的には不安が強く、必要ないことで心配しすぎて心を痛めたり、必要以上に自分を追い込んだりしてしまいます。

また、必要以上に他人の目が気になってしまい、人がたくさんいるところは苦手だったりします。

私が持つこの性質、私の子供たちも受け継いでいます。私たち親子3人、非常に生きづらさを抱えて毎日過ごしているのです。

 

気持ちが苦しくなると、体にも症状が出始めます。子供たちはすぐに手足が痛くなります。筋肉痛とは違う何か、だとは思いますが、とりあえず筋肉痛ということにして、アロマを使ってマッサージをしてあげると落ち着いて眠れるようです。

私自身は、ストレス過多になると生理が止まります。体の中にグーっと溜め込んでいるのがよくわかります。

 

でも、私たちが抱える生きづらさを、いつまでも発達障がいのせいにしていたって、結局何も変わらないんですよね。私たち自身が苦しいだけ。

であれば、どう生きていけば楽になるのか?自分らしく過ごせるのか?を、自分自身で模索していくしかないのです。

 

ここ最近、自分自身と向き合う日々の中で、まわりの人は案外私のことを気にしていない、ってことに気づいてきました。私が自意識過剰だっただけ。人の目なんて、そんなに気にしなくても大丈夫なんです。

また、自分の人生は自分で決めていい、どうにでもなるってことにも気づき始めています。子育てにしても、正解なんてない。自分の思うようにやってみればいいんです。仕事だって、辞めてもいいし、続けてもいい。自分の思うようにやればいいんです。

 

自分を信じて、自分に嘘をつかずに、毎日を前向きに過ごす。これって簡単なようでいて、なかなか難しいんです。自分が心身ともに元気なときは大丈夫なんですけど…

自分の気づかないところで何かに執着していたり、恐れに囚われているとき。最近の私の例だと、生理が来ないことで病気を疑い、不安が増し、さらに体のホルモンバランスが崩れて、ますます子宮が硬くなってしまう…という症状とか。こういう悪循環に陥ってしまうと、自分だけではなかなか突破できなかったりするんです。

私の場合は、旦那さんが「仕事はあなたの好きにしていいよ」と言ってくれたことで、自分の好きなようにしていいんだ!と思えて、私の中の何かが解放されて、体の症状も良くなったのです。

 

今の私は自由です。心からそう思えます。私のまわりのいろんなことが変わり始めています。

自分と向き合い、自分の人生を生きる。簡単なようで難しい。これからも私は、自分と向き合い続けます。

 

私と同じく、生きづらさを抱える子供たち。

どんな道を選んでも構わないけれど、自分の人生を生きてほしい…私が子供たちに望む、唯一のことです。

f:id:hattatsumamajuan:20191105150430j:image