樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

ザッツ・エンターテイメント!

先日何となくテレビをつけていたら…久々に素晴らしいパフォーマンスに遭遇しました。たまにこういうラッキーがあるんですよね。

やっていたのは、FNS27時間テレビの最後を飾る企画。かつて元気だった頃のフジテレビの音楽に合わせて、全国津々浦々からやって来た高校生のダンス部の子たちが、フジテレビ内のいろんなところでパフォーマンスを披露。そして最後に、彼女たちの学校の先生たち、ダンス未経験の先生たちがダンスにチャレンジし、特訓したダンスの成果をスタジオで披露…これを全て、生放送の一発本番でチャレンジする、というもの。

 

まず最初は、オレたちひょうきん族のテーマであるウィリアムテル序曲に合わせて、狭い廊下をフルに使ったパフォーマンス。高校生たちのキレのあるダンスと、ワクワクする音楽と、縦横無尽のカメラワークとが相まって、素晴らしい!これから始まる一連のパフォーマンスに対する期待が高まります。

続いて、古畑任三郎のテーマや踊る大捜査線のテーマに合わせて、高校生たちはキレのあるかっこいいダンスを披露。特に踊る大捜査線では警察をイメージした赤く光る警棒を駆使して、一味違うパフォーマンスでした。

続いて、LA.LA.LA.Love Song や MISIA の Everything に合わせて、しっとりとした大人っぽいダンス。当時見ていた「ロンバケ」や「やまとなでしこ」などの名作ドラマを思い出させてくれました。

その次は、ちびまる子ちゃんドラゴンボール、ワンピースのテーマソングに合わせた、元気いっぱいのダンス。アニメソングはいつ聴いても子供の頃のワクワクした気持ちになりますね。

 

いやーもう、ここまでの高校生のパフォーマンスが素晴らしすぎました。それぞれの曲に合わせて工夫を凝らした、一糸乱れずにキレのあるダンス。それぞれの高校のプライドが感じられます。生放送の緊張感もバンバン伝わるし、流れるようなカメラワークも素晴らしかったです。

そしてなんと言っても、かつてのフジテレビを彩った音楽の素晴らしいこと!ドラマ、アニメ、バラエティ、全てのジャンルに人気番組が存在し、みんなが知ってるテーマソングがあり、だからこそ通用したこの企画。逆に言うと、今のフジテレビの元気のなさを示してしまったわけでもありますが…

 

さあ、いよいよダンス初心者の先生たちがパフォーマンスを披露する順番。生徒たちからエールをもらい、7人の先生たちがスタジオへ呼び込まれました。

27時間テレビのテーマソング?関ジャニの曲に合わせて、先生たちが全力で特訓の成果を披露しました。正直言って、ダンスのレベルは高校生とは比べものになりません…でも、先生たちの気迫とか、このダンスに賭ける思いとかは、画面を通してもビンビンに伝わってきました。ダンスの動きの隅々まで気を配っているのもよくわかりました。

人が全力でチャレンジしている姿、真剣に取り組んでいる姿は、なぜこんなにも感動を呼ぶのでしょうか。自分たちのパフォーマンスを終えてスタジオに駆けつけ、先生たちのダンスを見守っている生徒たちの、祈るような表情も忘れられません。

 

そして、無事にパフォーマンスが終了。先生たち、やり切った表情です。ひとりひとりがキラキラと輝いていました。

スタジオで見守っていた芸能人のみなさんも絶賛していました。感動した、泣きそうだった、素晴らしいものを見させてもらってありがとう、と口々におっしゃっていました。

私も同感です。生放送の緊張感の中、同じ感動をテレビを通じて共有できたこと、本当にラッキーでした。私はやっぱり、音楽とかダンスとかが好きなんですね。

本当に素晴らしいパフォーマンスでした。これぞ、ザッツ・エンターテイメント!

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