樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

「権力」という罠

とある保育園の新米事務員として、金銭の出し入れとか、保育士さんのお給料とかを日々計算していて思うことがあります。

税金…取られすぎですよね。

所得税に住民税、あとは健康保険に年金、退職時のための積立や雇用保険…税金だけではありませんが、お給料からの天引きがこれでもか!とあります。さらに消費税とか、固定資産税とか…まだまだ税金はありますよね。

これだけ国民が払っている税金、どう使っているのか?正直よくわからずに不透明だったりもします。これではみんなの働く意欲が失せますし、休みなく働いてバカみたい!って、当然思いますよね。

一部の権力を持つ人たちが、まぁいろいろと考えて税金を使っているのでしょうが…本当なのか?嘘なのか?とんでもない税金の使い方をしているような報道もあります。

 

さて、今回の話題…「権力」について。

仕事や家庭、学校や仲間内などの集団内で、権力を持つ人というのは大なり小なり、どうしても出てきます。そうじゃないと組織がうまく回らないですからね。

でも、権力を手にした人間…残念ながら、欲が出てしまうことが多いんです。見つからないのをいいことに悪事を働いたり、自分の思うがままに人や物事を動かしたり…

 

私が思うに「権力」というのは、その人の本当の力ではない気がします。一旦権力を手にした人は、そこからその権力をどう使うか?で、権力がその人の実力となるのか?それとも権力が泡となって消えるのか?分かれるところだと思います。

自分が権力を手にしたのをいいことに、やりたい放題やっていると、だんだんと人もお金も離れていきます。そして気づいた時には…何も残っていなかったりもします。

逆にその権力を良い方向に使うと、人もお金も味方になってくれます。と言っても、自分が思ってもいないのに偽善的なことをしたり、目立つ活動とかアピールとかをするのではなくて…小さなことでも大きなことでも、自分が思いついた「いいこと」をやってみればいいと思います。

 

人間は実に弱い存在です。いろいろな誘惑に負けます。権力、汚職、薬物、ワイセツ、詐欺、浮気、不倫、アルコールやギャンブルなどの依存症…罠はいたるところに転がっています。

人間である以上は、自らが持っているであろう弱さを認めること。「自分だけは大丈夫!自分は特別な存在!」などと思わずに、自分も罠に落ちる可能性があると認めること。そして、その弱さに負けない強い意志を持つこと。

私たちは人間であり、みな平等なのです。特別な人など、どこにもいないのです。そこを勘違いしてしまうと、あっさりと罠に落ちてしまいますよ。

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