樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

「いい親」という呪縛

我が家の子供たちは、発達障がい児ということもあって、普通の子よりも手がかかります。配慮をしなければいけないことも多いです。私は今まで、子供たちが通っている幼稚園や小学校の先生方に、なるべく迷惑をかけないように…と思ってきました。(もちろん今も基本的にはそう思っています)

でも…私自身親として完璧ではありません。どちらかというと、足りないところが多い親かもしれません。

 

自分で思う、私が親としていちばんダメなところ…手を出しすぎてしまうところです。ママできない!と言われても、本当ならば心を鬼にして、手を出したいのをグッと我慢して、子供にある程度はやらせるべき…頭ではわかっているのですが、ついつい手を出してしまうのです。

だから…特に下の息子は、学校でも先生に甘えん坊なのだそうです。朝の支度、帰りの支度、取り掛かるまでにも時間がかかるし、モタモタしているのだそう。来年はもう3年生、そこまで面倒は見れないので、なるべく自分でやりましょうね…と先生に言われています。

 

今までの私は、先生にダメ出しをされると、その度に落ち込んでいました。私はみんなができていることができていない、やっぱりダメな親なのだ…と。

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でも、いい親でいる必要とか、完璧な親である必要は、ないんですよね。

先生にダメ出しされても、いきなり全部を変えるのは大変なので、自分のできることから取り組めばいいんです。

こう思えるようになったこと、私の中ではものすごい成長なんです!自分で自分を褒めたいと思います。

 

「いい親」という呪縛…なかなか解放されるまでには時間がかかるものですし、ずっと囚われ続ける人もいるかもしれません。

でも、私という存在、我が子という存在、我が家の子育て…いいとか悪いとかは関係なく、どれもがオンリーワンなのです。

自分なりの子育てができていて、自分たちなりの親子関係が築けているのであれば、必ずしも「いい親」である必要はないのかもしれませんね。