年末年始、家でずーっとダラダラとテレビを見ていましたが、昨日やーっと初詣に行きました。我が家が毎年行くのは、隣町の山深いところにある、由緒あるお寺です。
私は思います。神社やお寺って、山深い所とか、厳しい環境下にあった方が、何となく荘厳な雰囲気が漂うといいますか…自然と一体となって、神々が宿っているような…そんな気がするんです。以前、都心にある有名なお寺、初詣の人出がナンバー3に入るようなお寺に行ってみたのですが、全く神々しさを感じられなかったんですよね…あくまでも個人的な感想ですが。
さて、今回初詣へ行くに当たり、ひとつ気になっていたことがありました。それは…お寺周辺の山々、昨年の台風15号による被害がどの程度出ているのか?ということ。
家を出発して、海沿いの道を車で走っている間。海に面した山々は、塩を含んだ暴風による被害を受けて、残念ながら茶色く枯れ果てていました。
そして、お寺に到着。お参りを済ませ、周辺の山々へと行ってみたら…やはり被害が出ていました。
恐らく風で折れてしまったであろう木が切り倒され、切り株になっている箇所が多数。場所によっては根こそぎ、地面ごと剥き出しになっている所もありました。
それでも、森の緑自体は保たれていました。海から離れた場所にあることで、潮風の被害を受けずに済んだのだと思います。
今まで当たり前にあった景色が変わってしまうことは、本当に悲しいことです。今日見た光景は、半分はガッカリしましたが、半分はホッとしました。
今ある景色が、この先いつまで楽しめるのかはわかりませんが…今年一年、自然災害に悩まされることなく、みんなが穏やかに過ごせるといいなと思います。