樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

大切なのは、共存すること

益々勢いを増している新型コロナウイルス。一方で、アメリカではインフルエンザB型が大流行し、何と8200人が死亡しているとのこと…多くの子供も亡くなっているのだそうです。インフルエンザ、毎年来るものなので麻痺していますが、やはり怖い病気なのだな…と改めて思いました。

 

今まで人類は、新たなウイルスに対してワクチンを開発するなどして「戦う」姿勢を取ってきました。確かに、そのウイルスに限って言えばワクチンは有効です。しかし、そのワクチンの上を行く耐性菌が出現、またそこに対するワクチン、耐性菌…という悪循環を繰り返しています。そのせいか、ウイルス自体がどんどん強力になってきていて、私たち人類は益々脅威に晒されています。

今から書くことは私の持論、多少暴言や暴論も含まれるかもしれませんが…ご容赦ください。

私は、ウイルスを含めた「菌」に対抗していくのではなく、共存の姿勢を取ったほうが、うまくいくのではないか?と思っています。

具体的には、体の不調に対して抗生物質でやっつけるのではなく、極力薬を使わずに、体本来の持つ回復力や自己治癒力を信じるのです。ゆっくり休んで、必要ならば温めるなり冷やすなりして、体にいい食べ物や水分を摂って…その上で、最低限のお薬。

むやみに、闇雲に、薬ばかりを多用するのではなく、しっかりと体の様子を見て、適切なケアをすることを…私たちは忘れていないですかね?

私はこの持論に従って、なるべく薬を使わないようにしています。今息子が患っているインフルエンザも、なるべく薬に頼らず、家でおとなしく養生しています。おかげさまであまり悪化はせず、快方に向かっていますが、周りに移さないように…もうしばらくのガマンです。

 

ウイルスだって、地球上に存在する生き物です。徹底的に追い出すことなんて出来ないと思います。それなら、うまくつきあっていく方法を考えた方が、共存していった方が、私たち人類にとってもプラスになると思います。

ちょっと話題が変わりますが…以前東日本大震災が起きた時、放射能漏れの恐怖からか?私たちの住む関東圏から多くの人が西日本へと流出していきました。私のまわりにも、突然バタバタと引っ越して行った人がいて、突然のことに当時の私は呆気にとられました。

この人たち、要は…逃げたのです。

でも、放射能からは逃げられたかもしれませんが…この先の世界、どこに住んでいても何かしらの脅威には直面すると思います。それだけ今の世界は混沌としているのです。

いつまで逃げ回っているのではなく、その地域に起きていることと向き合って、共存していくこと。臭いものにフタをするのではなく、見て見ぬフリをするのでもなく、それらと共に生きていくこと。この先の世界を生きていく上で、とっても大切なことだと、私は感じています。

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