樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

小さい奇跡が重なった1日

今日は節分。私たちの地元の由緒ある神社では、毎年恒例の節分祭が行われました。

うちの娘は、この神社の巫女としての役目を任されています。この役目を担うのは、地元の小学生女子2人…今年と来年の2年間は、うちの娘と同級生の女の子と2人で担当しています。巫女の主な仕事は、夏祭りでの神楽舞と、節分祭での豆まきに福娘として参加することです。

 

夏祭りの神楽舞は、踊りを覚えるのが大変だったり、本番で絶対に間違えられないというプレッシャーと戦わなければいけないのですが、節分祭の豆まきは楽しく参加できるので、娘も楽しみにしていました。でも…今年の節分祭を前にして、娘たちが通う小学校でインフルエンザが流行し始めてしまいました。巫女の2人、それぞれ小2の弟がいるのですが、弟たちが2人ともインフルエンザに感染してしまったのです。

さすがにインフルエンザになってしまうと、福娘として節分祭に参加することができません。うちの娘は、弟からインフルエンザが移らないように…必死に防御をしていました。そして1週間弱、何とか凌いでインフルエンザを回避しました。

一方で相棒の女の子。こちらは弟からインフルエンザをもらってしまったそうですが、何とか回復してギリギリ節分祭に間に合いました。福娘が2人とも、何とかインフルエンザを回避して、晴れて節分祭に揃って参加できたのです。

 

今日は穏やかな晴天、節分祭日和でした。大きな神社の節分祭ということで、平日でもたくさんの人が来ていました。

福娘は艶やかな装束を身に纏うので、注目を集める存在です。多くの人から写真を求められて、緊張の面持ちで応じている姿が微笑ましかったです。

 

福娘…やはり、2人揃っているからこそ絵になるなぁ、と見ていて思いました。でも今回は、もしかしたらどちらか1人が病欠、もしくは2人とも病欠になる可能性もあったわけで…

インフルエンザの流行期なので、感染してしまったら仕方ないことなのですが…今回2人揃って福娘として参加できたこと、私はちょっとした奇跡だと思っています。

そして、穏やかな晴天の中で節分祭が行われたことも、ある意味で奇跡。小さい奇跡が重なって、素敵な節分祭になりました。

そんな奇跡を象徴する写真を、巫女の相棒のママ友達が撮ってくれて、私にも送ってくれました。

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…ね、なかなかの写真ですよね。これらは今日の神社境内で撮った写真、一部切り取りはしていますが…その他は一切加工してないですよ。

何だか福を呼んでくれそうな、神々しい画像です。ちなみにこの神社、鬼は外!とは言いません。福は内!のみです。

さぁご一緒に、福はーうち、福はーうち!