樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

シロクロつけてしまいがちな人へ

私たちは日々過ごす中で、いろいろな人、いろいろな価値観に出会います。自分と同じ考え方に出会うと共感できるし、仲間に出会えたような感覚になりますが…一方で自分と違う考え方に対しては、時にはダメ出しをしてしまうこともあります。

自分の価値観やこだわりが強い人ほど、極端にシロクロをつけてしまいがちです。せっかく出会った人と仲良くなっても、自分の考え方と違うとわかった時点でその人はクロになってしまい、距離を置いてしまうこともあります。←これ、私自身のことです。つまり、自分の価値観にこだわるあまり、自分の世界がどんどん狭まってしまっているのです。

 

シロクロつけてしまうこの性格、良くないなーとは思っていても、やっぱりシロクロつけている自分がいて…これ、何とかならないものか?と考えていたら…ユリイカ!ひらめきました。

例えば、自分とは違う価値観のグループを「クロ」としてしまうのではなく、自分とは違う「色」をつけてあげるのです。

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まず、私自身の価値観。基本的には穏やかで平和主義、個よりは和を大事に考える。でも、人に迷惑をかけたり、間違ったことをしている人に対しては強烈に怒りが込み上げてしまう、変な正義感の持ち主。色に例えると…濃いめのブルー、でしょうか。穏やかに見えて、実は深い深い感情が奥底に眠っているイメージです。

次に、苦手なグループその1。自分のやりたいことを最優先に考え、自己主張も強め。なので、まわりにいる人たちに迷惑をかけることもしばしば。でも自分のことが最優先なので気にしない。子供のことは二の次であることが多い。このグループを色に例えると…ひまわりのような黄色、でしょうか。太陽などの明るく眩しい方を、常に追いかけているイメージです。

次に、苦手なグループその2。仲間でいることが最優先、仲間内での価値観を大事に考える。あまり自分自身の軸はなく、基本的には右にならえ。ただ、仲間の考え方から外れるものに対しては強烈に反発し、仲間自体からも外してしまう。このグループを色に例えると…漂白をかけたような真っ白。自分からは何色にも染まるけれど、他人の色に汚されることは決して許さない、そんなイメージです。

そして、苦手なグループその3(私、どんだけ苦手があるんでしょうか…まぁ置いときまして)ズバリ!教祖になりたがる人たち。あれこれと企画して、お節介をして、人の気を引こうとする人たち。人に頼られることで自分を保つ人たち。この人たちを色に例えると…金メッキ!人を惹きつけるために金色で覆うけれど、メッキの中の色は人それぞれ。メッキの中の本来の色とどう向き合うのかは、その人次第…中には金メッキの中をしっかり磨いて、自分が持つ色本来の輝きを取り戻す人もいる…そんなイメージです。

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こうやって色に例えていくと、ちょっとだけ世界が広がる感じがしませんか?今までは「クロ」として全否定していた人たちでも、例えば…あの人は相変わらず好き勝手やってるねー、でもひまわり色の人だから仕方ないかー…って、ちょっとだけ認めることができませんかね?

自分自身のことも、ある人に対して怒りが込み上げてきた時に、あーまた私のディープなブルーが顔を出したわー…とか、自分のありのままを受け入れられる気もするんですよね。

これ…けっこういいかもしれませんね!特許取ろうかしら!