樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

批判ばかりしている人たちへ

昨日東京都の小池都知事が、今週末の不要不急の外出を自粛するように、都民に要請する会見を行いました。後を追って、今日は神奈川、埼玉、千葉、群馬の各県知事が、今週末の東京への外出自粛を県民に要請する、との発表がありました。

先週末の三連休、私たちの住む南房総にたくさんの観光客が来ていて、私はちょっと心配していました。マスクをしていない人も多く、やはり東京の人たちは意識が足りないな…と感じていました。

なので、小池都知事の今回の決断は本当にありがたいと思いました。こうでもしなければ、また週末に多くの観光客が来てしまう…そうなると、私たちの地域にウイルスが蔓延するのも時間の問題です。

正直に言うと、もう1週間早い方がよかったとは思います。でも…今からであっても、やるべきことはやった方がいいですよね。

 

ネットニュースなどを見ていると、今回の都知事の決断は賛否両論のようですね。賛成意見が多い中で、経済面を心配する声や、商売が成り立たなくなって露頭に迷う人の心配をする声も聞こえてきます。確かにそれも一理ありますよね。

ただ、特別な理由もなく批判ばかりしている人がいたり、オリンピックが延期になった途端に都知事が対策に動き始めた…とか、揚げ足をとるような人もいます。

はっきり言って、人の批判をしたり揚げ足をとっている人は、自分から行動することのできない人です。だから他人の行動が気になり、いちいち口を出してしまうのです。

 

今の危機的状況において、私たちに必要なのはひとりひとりの意識であり、行動です。人がどうこうではなく、自分はどう動くのか?どう対策をするのか?…そこが問われています。

たとえ首相や都知事など、指示を出す立場の人が自分の思うような対応をしてくれなくても、その状況下で自分なら何ができるのか?を考える必要があるのです。

地位や身分など関係なく、ひとりひとりの考え方が問われる…これからはそんな時代になっていくような気がします。

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