生まれてひとりステージに立って
フィナーレまでは残り何公演
人差し指のとなりの指はまだしまっておいて
また後世
この輝きは僕のじゃなくて
世の光映してるだけで
身の丈じゃないプライドは君にあげる受け取って
捨てといて
滑稽なさらしものの歌
あたり見りゃ一面のエキストラ
だけど君のその世界じゃ
僕も雇われたエキストラだっけ
イヤモニで閉じこもって
また自分のせい…って気づいてる
でもそこにすら君はいた
もしかすると孤独はひとりではないって…いえる!
Starting off with you and I
さらしものだけの 愛があるだろう
まだ変わらない 怠けた朝が
歩みを照らし出すまま
ひとつ前の記事でも触れましたが、最近の私は自分の中にある闇と向き合っています。
今までは、光よりも闇は劣るもの、というネガティブな捉え方をしていました。自分の中の闇、根暗な部分を隠そうとしてきました。
でも、闇の状態の時に感じる心地よさ。自分の一部として、自分の闇を受け入れられるようになってきたのかもしれません。私もやっと大人になってきた…のでしょうか。
そんな今の気分に寄り添ってくれる、星野源さんの「さらしもの」。最近突き抜けた印象だった星野さんですが、この曲は久しぶりに孤独や闇を感じさせてくれます。
トップミュージシャンの仲間入りをした星野さんの中にも、きっと日々いろいろな葛藤があるのだと思います。でなければ、こんな曲、こんな歌詞は書けない!です。
闇があるからこそ、光がより際立ちます。そして、闇は人生に深みを与えてくれます。
私の中に住む闇の存在が、日々愛おしく思えてきていて…このまま、もう少し、流れに委ねてみようと思います。