樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

最前線にいる人たちのことを想う

最近の私、仕事での失敗が続いています。

私の仕事は、保育園での事務処理です。日々のお金の出し入れ、先生方のお給料計算や税金などの支払いに加えて、行政への補助金等の申請なども行います。これらを基本、私1人が行うのです。

とはいえ…今まで事務の仕事なんてやったことがなく、特に資格があるわけでもなく…前任の事務員さんからある程度はレクチャーしてもらいましたが、完全に引き継いだ今、わからないことがあっても直接聞くことはできません。

月に一度会計士さんが来て、会計監査があって、そこでわからないことは会計士さんに聞くことはできます。それでも、日々の疑問は自分で調べて、自分で思うようにやってみるしかなく…

そんな感じで1年やってきて…年度終わりの決算処理をする中で、次々に私のミスが発覚しています。その度に行政や関係機関に謝り、訂正をしていく作業が続いていて…かなり凹んでいます。事務処理の仕事、自分ではできているつもりが…全然できていなかったのです。

でも、ミスをしたことで仕組みがわかり、次に同じミスをしないように気をつけることはできます。これからの1年、これ以上ミスのないように、チェックを怠らずに気をつけたいと思います。

 

今回の私のミスは訂正がきくミスであり、迷惑をかけた方たちに謝って正せば良いだけのことです。でも、ミスが許されない現場で働く方たちもたくさんいます。

今、新型コロナウイルスの最前線で戦っている医療現場の方たちは、ミス=即、感染拡大につながってしまうので、決してミスが許されない現場だと思います。

介護施設にいる方たちもまた、ミスが許されない中での奮闘が続いています。こちらもミス=施設内感染、パンデミックに繋がってしまうのです。

また、9年前に起きた東日本大震災放射能漏れを起こした、福島原発廃炉に向けて奮闘されている方たちもまた、ミスが許されない中、正解を求めて今も戦いを続けています。

ミスが許されない現場での日々の業務。プレッシャーは相当なものだと思います。そんな中で奮闘されている方たち、本当にありがたいです。

 

そして、本来ならばいちばんミスが許されないはずの政治家のみなさん。残念ながら、政治決断におけるミスが続いていて…感染拡大、パンデミック医療崩壊の危機、経済の危機…いろいろな面で国民の生活を脅かしています。

「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」

…青島じゃなくても、誰もがこう叫びたいですよね。

最前線にいる人たちの奮闘が無駄になることのないように…政治家のみなさん、いつまでも国会でくだらない罵り合いをしている場合じゃないですよ。もう思い切った行動、決断が迫られていますよ!

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