時代が令和になってから、今まで経験したことのないようなことが立て続けに起きている。過去に例のない規模の台風、頻発する地震、大規模な火事、そして新型コロナウイルス…
これは私たちに対する試練なのか?
それとも、私たちに与えられた課題なのか?
特に現在進行形で起きている新型コロナウイルス。みんなが協力して自粛を続けたことで、ある程度の成果は出たようだが…制限解除をした途端に、またジワリと感染が広がりつつあるようだ。
感染拡大予防と、経済活動と、子供たちの教育と…どうバランスを取っていくのか。どう舵取りをしていくのか。
かつてない状況、誰も正解を知らない状況の中で、ひとりひとりの模索が続いている。
ある人は政治的な立場としての判断を求められ、ある人は医療現場での感染予防の最前線で戦い、ある人は元気のなくなった人たちを勇気づけるために声を上げ…それぞれの立場で、みんなが必死に戦い、日々を生きている。
今は確かに、辛いと感じる人も多いかもしれない。当たり前だったことが、こうも簡単に当たり前ではなくなるのだ、と。
でも…違う見方をすれば、今まで不可能だったことが可能になる、とも言えるのではないか。
時代が大きく変わりつつある今、ひとりひとりが何を胸に抱くのか。何を望むのか。
今回の新型コロナウイルスで、少なくとも明らかになったこと…どんな立場の人間であっても、ウソやゴマかしはもう通用しないこと。権力の傘に守られていた人が、白日の下にさらされていること。
本当に、時代が大きく動いているのだと、実感させられる日々です。