仕事をしていて、たまにこんなことがあります。
本来は私がやるべき仕事を、「私がやるから大丈夫ですよ!」と代わりの人にやってもらう場面…
この時、あなたはどう思いますか?
①本当は私がやる仕事なのに…仕事を取られてしまった!
②代わりにやってもらって、ラッキー!
…今までの私は、①のような考え方をしていました。あーあ、自分の仕事を取られてしまった…もっと言うと、私ではダメなのか?私は役立たずなのか?とまで思っていました。何てマイナス思考な…汗。
でも、相手の人はそこまで考えていないですよね。ただ自分の手が空いたから、私が忙しそうにしていたから、そんな理由で申し出たのだろうと思います。
自分に自信がないと、こういうマイナス思考のクセがついてしまうんですよね。
今こうして冷静にブログに書いている分には、本当に何てことないんですけど…いざ仕事中にこういう場面になると、マイナス思考が顔を出してきちゃうんです。困ったもんですね。
マイナス思考について、もうひとつ。
やはり仕事でのお話ですが、私は今保育園の事務職をしています。
前任の方は、事務の仕事に加えて、子供たちのお世話とか、給食調理のお手伝いもする、オールマイティな方でした。
当然、後任の私にも同じような役割を求められたのですが…結局同じようにはできませんでした。
理由のひとつは、拘束時間の違い。前任の方は丸1日保育園にいて、たっぷりと時間がありましたが、私は発達障がい児のケアもあるので、短時間勤務にさせてもらっています。単純に、オールマイティに動く時間の余裕がないのです。
理由のもうひとつは、スキルの違い。私は多くの役割を器用にこなすよりは、ひとつのことにじっくり取り組む方が得意なタイプなので、前任の方のように上手く立ち回ることができなかったのです。
上手く立ち回れなかった自分。いろいろやってみたけれど上手くいかなくて、結局事務職の専属になった自分。ある意味でダメ出しをされたようなもの…その当時はかなり凹みました。
でも、まずは自分の役割を全うすること。事務職では間違いのないようにすること。そこに集中しているうちに、ある程度私のポジションが出来てきました。
今もたまに、保育園の子供たちのことが全然わからなかったり、電話の取り次ぎが上手くいかなくて迷惑かけている自分が、ものすごく嫌になります。
でも、失敗は誰にでもあります。失敗は次に生かせばいいのです。その上で、自分ができることを精一杯やる、そこに集中すればいいのです。
保育士さんが中心に動く保育園、事務職の私はマイノリティです。でも、そこに優劣はないはず…私は私で、自分らしく仕事をすればいい…やっと、そんな風に思えるようになりました。
今は仕事が、ちょっとだけ…楽しいです(^_^)