発達障がいを抱えているうちの子供たち。学校での集団生活は、それぞれが大変な思いをしている。
上の娘は、みんなができることが自分にはできないことに劣等感を感じ、ガムシャラになって追いつこうとしている。でも、無理をしすぎて心と体のバランスを崩し、精神不安定に陥ることもある。
下の息子は、そもそも集団生活に馴染めないでいる。みんなの輪の中に入ることができないでいる。学校という集団生活では、彼の本領を発揮できないのだ。
うちの子供たちのように発達障がいを抱えている子供たち。確かに同年代の子たちと比べてしまうと、できないことも多い。できない子というレッテルを貼られ、マウントされてしまうのだ。
でも、私は思う。うちの子供たちも含めて、発達障がいの子供たちは本当に素敵な感性を持っている。とびきり純粋で、自分の思いに嘘がなく、まっすぐ。ひとりひとりのベクトルは違っても、根っこにある純粋さ、嘘のなさは皆同じなのだ。
私は思う。この子たちにはきっと、この子たちにしかできない何かがある。決して「できない」子たちではないのだ。
大多数の人たちは、やはり発達障がいに対して偏見の目を持っている。親の私でさえ気づくくらいだから、当の本人たちも感じ取っているだろう。
でも、この子たちの本当の魅力に気づいてくれる人たちもいる。この子たちの可能性を信じてくれる人たちもいる。
私は、信じるぞ。この子たちの可能性を。
この子たちが何に魅力を感じ、どんな未来を紡いでいくのか。
可能な限りは見届けていきたい!と思います。