樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

自分の居場所の見つけかた

先日私もブログで取り上げた、オードリー若林さんの「セカンド7番で死んでいく」発言。どんな意味かというと…野球のポジションで言うと、目立つピッチャーではなくセカンド。打順も4番ではなく7番。守備をきちんとこなしても褒めてもらえず、ミスをしたときには叩かれる。そんな目立たないポジションで一生を終える覚悟を持つことの例えとして、若林さんはこの表現を使ったのだと思います。

 

この発言を、今日のワイドナショーでも取り上げていました。すると、司会の東野幸治さんから出てきた「ダウンタウン病」という新たな発言…これは、ダウンタウンの後に出てきた芸人さんたちは、皆ダウンタウンの漫才スタイルを目標にして、真似をしてしまうことを意味するのだそうです。松ちゃんがボソッと言うボケに対して、強烈にツッコむ浜ちゃん…このスタイルに当時は皆が憧れたようで、東野さんも、出演していたアンジャッシュの児嶋さんも「ダウンタウン病」を経験しているのだそうです。

でも…ダウンタウンの漫才スタイルは、天才的なボケをかます松ちゃんだから成り立つのであり、到底真似などできない…芸人さんたちはそのことに気づき、別の道を模索し始めるのです。東野さんは司会業が板についてきましたし、児嶋さんは今や半沢直樹にも出演する俳優業もやっています。デビュー当時は、まさか数十年後にこのような姿になっているとは…東野さんも児嶋さんも、想像すらできなかったそうです。

 

この話を横で聞いていた石原良純さんが、こんなことを言い出しました。「俺は、まだ誰も足を踏み入れていない、荒れ地だったお天気村を開拓したんだぞ!」…これにはスタジオ中が大爆笑しました!

でも、その当時の良純さんは、石原軍団に所属していた俳優さんのひとり。舞台なんかもやられていたそうで…そんな中での気象予報士へのチャレンジは、思い切った決断だったのかもしれませんね。

 

この他にも、今はある程度の地位を築いている人たちの話を聞くと、共通しているのは…夢や目標なんて特になかったり、あったとしても夢や目標どおりの人生なんて歩んでいない、ということ。

では、その人たちはどうしてきたのか?

それは、目の前に与えられたことを、ひとつひとつ、こなしてきた。ただそれだけ。

そうしているうちに、やがて自分の道が見えてきたり、チャンスや転機が訪れたりしているのだそうです。

 

強い目標があるのなら、そこに向かって突き進むのもアリだと思いますが…今はっきりとした目標がないからと言って、全く焦る必要はないのです。

目の前にあることを、ひとつひとつ、自分なりに取り組むことで…自然と道はできてくるようですね。

焦らず、コツコツ、なるべくポジティブに。それが自分の居場所を見つけるコツ、のようですね(^_^)

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