樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

久々に…その場から逃げたくなった

うちの息子は、発達障がいを抱える小学3年生です。今は地元の小学校の支援級に通っています。

本来ならばスクールバスで通学するはずなのですが、バスの中の雰囲気がダメなようで、スクールバスには乗れません。朝はパパが仕事のついでに車で乗せて行き、帰りは私が迎えに行きます。

 

3年生にもなれば、もうお迎えは必要ないって思うかもしれませんが…この学年はお迎え組が多いのです。私以外にも、常に3〜4人はお迎えに来ています。

普段はたわいもない話をしながら、子供の帰りをみんなで待っているのですが…最近話題になるのは、とある家でやっているらしいホームパーティー。多くの同級生たちが参加しているようで、その時のエピソードでみんなが盛り上がっていました。

でも…うちは誘われていないのです。そもそもみんなの輪に入れないうちの息子、誘われたところで行けるかどうかもわからないのですが…実際に誘われていないので、みんなが話している内容に全くついていけません。ますます話が盛り上がる、私以外のママたち…

何これ…うちは完全に仲間外れじゃないか。

 

今までも、仲間に入れない寂しさを感じる場面はありました。でも…ここまで露骨なのは久しぶりです。

たぶん他のみんなは、そこまで私のことを気にしてはいないと思います。単に、みんなで遊んだ思い出話で盛り上がっているだけなのですから。

でも私は…いたたまれなくなりました。久々にその場から逃げ出したくなりました。

 

やがて子供たちが帰ってきました。うちの息子も遅れてやって来ましたが、今日は他のみんなと一緒に駐車場まで行く気持ちの余裕がなく…息子はいつものように、お友達の車のドアを開けさせてもらったりしていましたが(スイッチ系が大好きなので、いつも開けさせてもらうのです)私はサッサと車に乗り込んでしまいました。

そしてみんなが帰っていくのを、息子はいつものように大手を振って見送っていましたが…私はそんな気持ちにはとてもなれませんでした。

 

たぶん他のみんなは、私がここまでヘコんでいるとは思っていないです。でも、私にはキツかった。

今までもたくさん、寂しい思いはしてきました。置いてけぼりだったり、仲間に入れなかったり。

でも、もうダメかもしれない。やっぱりうちの親子は、普通ではないのだ。みんなとは違うのだ。

 

うちは違うのだと割り切って、みんなと距離を置いたほうが、きっといいのだと思います。その事実を、まずは受け止めなくちゃね。

そして、これは息子がダメなわけではないし、私自身がダメなわけでもない。決して自分たちを責めてはいけない。

ただ、他のみんなとは違う。それだけのことなのだ。

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