樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

娘の成長を、素直に喜ぼう!

うちの娘は発達障がいを抱えています。初めてのことに対応できずにパニックを起こしたり、強いこだわりを持っていたりします。

療育の先生の勧めで、幼稚園は特別支援学校の幼稚部に通いました。とにかく子供たちに寄り添って指導してくれた先生たち…そのおかげで、年長さんになる頃にはパニックを起こすことが減ってきました。

小学校に上がる時、一旦は特別支援学校の判定が出ましたが、今の娘なら地元の学校でも頑張れる!と思い、小学校と話し合いの末…地元小学校の支援級に通うことになりました。小規模な学校なので、支援の先生方についてもらいながら、勉強に行事に…娘なりに頑張ってきました。

学年が上がるにつれて娘も責任感が増し、任される係や仕事が増えてきました。最初はギクシャクしていた同級生との関係も、娘が頑張る姿をみんなが認めてくれるようになってきました。

今もこだわる部分や譲れない部分はあるものの、パニックを起こすことは全くないし、逆に何でもチャレンジする好奇心旺盛な女の子に成長しました。

 

そして今、娘は小学6年生。そろそろ中学のことを考える時期です。

娘の通う学校は小中一貫校なので、このまま行けば同じ学校の支援級在籍ということになるのですが…同級生ともっと一緒にいたい!と思うようになった娘、支援級ではなく普通級に行きたい!と言い出したのです。

私は親として、正直言うと…普通級に行かせるのは心配だし不安です。ただでさえ新しいことが増える中学生活に、更に新たなチャレンジをしなくても…と思ってはいますが、一方で娘の前向きな希望を大事にしてあげたい気持ちもあります。

 

ちょうど先生との面談時期でもあったので、支援級と6年生双方の担任の先生に、普通級へ行きたい!という娘の希望を伝えました。すると…生活面では問題ないと思いますが、学習面でついていけるのか?が少し心配です…というのが、おふたりの先生の共通したご意見でした。

そこで…6年生のうちにお試しとして、支援級で勉強していた国語と算数を6年教室でやってみて、実際にやって行けるかどうか?を本人交えて考えていきましょう!ということになりました。前向きに考えてくださって、本当にありがたいと思いました。

 

そして先日、支援級の先生から連絡をいただきました。相談の結果、中学は普通級でお願いします、とのことで…これを聞いた娘は大喜び!私もうれしかったです。

親としては不安な気持ちもありますが…まずはやってみなければわかりませんよね。とりあえずは見守っていきたいと思います。

それにしても…娘に発達障がいが発覚して絶望した、はるか昔のあの日のことを想うと…娘がここまで成長してくれたことは、本当に奇跡です。

もちろん娘本人が頑張ったからこその成長なのですが、私も親として、ものすごく頑張りましたよ!まぁ今は、娘の成長を素直に喜ぼうと思います(^_^)

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