かつて、自分に自信がなかった頃。ドテラというアロマを通じて知り合った仲間たちがいた。
私は、新たな世界に飛び込んだ気がして、とってもワクワクしていたのだが…
仲間のひとりは、私との約束をすっぽかして、アロマのお師匠さんのお誘いにすっ飛んで行ってしまった。
別の仲間は、スーパーで出会った私に対して、ものすごく他人行儀な態度を取ってきた。
新しくできた仲間だと思っていた人たち…実際には、私の仲間でも、何でもなかったのだ。
当時の私は、仲間として受け入れられていない自分のことをダメな人間だと思ってしまい、ものすごく落ち込んでいた。
やがて私自身、ドテラという会社そのものに対して何かが違う…と感じ、その仲間から抜けることにした。
それから私は、自分自身の内面と、とことん向き合ってきた。
孤独感に押しつぶされそうにもなったし、自分の自信のなさにも押しつぶされそうになった。
それでも、ひとつひとつ向き合い、自分なりに乗り越えてきた。
そうして、やっと、自分の軸ができてきた。
ひとりであっても、もう孤独を感じることはなくなったし、逆にひとりのほうが自由で心地よいこともわかってきた。
今日、子供たちと一緒にスーパーで買い物をしていた時のこと。
子供たちと「今日の夜は何食べたい?晩ご飯どうしようかなー?」と相談しながら楽しく買い物をしていたら…何やら視線を感じた。
視線の先には、以前私に他人行儀な態度を取った、かつての仲間がいた。
私も彼女に気づいたが、彼女はその場からサッといなくなってしまった。
私の中で、彼女のことなど…どうでもよくなっていた。
彼女が居ようが居まいが、子供たちと晩ご飯の買い物をしながら、楽しい時間を過ごしていたことに、何ら変わりはないのだ。
かつて私との約束を平気で破った人とも、たまに顔を合わせることがあるけれど…私の中で、彼女のこともそれほど気にはしていない。
人がどうであろうと関係なく、自分自身が楽しい時間を過ごせていたことに気づいたとき…もしかしたら、私の中で自分の価値が上がったのかも?という気がした。
そんな自分に気づいて、ちょっとだけうれしくなったのでした(^_^)