樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

ふるいにかけられる

新型コロナウイルスの猛威が止まりませんね。感染者数は連日過去最高を更新し、海外では変異種なるものまで出現しているようですね。

お勤めしている保育園の先生方は、毎日この話題を持ち出し、自分たちの地域での感染者情報を逐一チェックしています。新たに感染者が発覚すると、どうしよう、どうしよう…とみんなで不安になっています。

でも、いくら感染者が広がろうが、新たな感染者が発覚しようが、私たちがやるべきことは変わらないはずですよね。結局は、自分なりに気をつけて過ごすのみなんです。

 

あとは、ウイルスを封じ込めようと人類はワクチンを開発し続けていますが、ウイルスの方だってワクチンに負けない種類に進化し続けるはずなんです。

人類もウイルスも、生存競争をしていることには変わりないわけで。私たちがワクチンを開発し続ける限り、新種のウイルスが出現するリスクも高まるはずなんですよね。

 

そう、これは生存競争なんです。大変革を迎えている地球上で生き残るための、種の存続を賭けた生存競争…私たち人類だけが特例なんてことは、決してないと思います。

強いほうが残り、弱いほうはふるいにかけられる…長い長い歴史の中で繰り返されてきたことです。

 

私たち人類は、単体では弱い存在だと思います。想像してみてください…荒野にひとり取り残され、まわりを野生動物に囲まれたら…どんな結果になるのか?目に見えていますよね。

私たち人類は、知恵を絞って今まで生き残ってきたと思います。でも残念ながら、楽なほうへ、便利なほうへと悪知恵を働かせてしまい…自分たち自身の底力は、だいぶ弱まってしまったのではないでしょうか。

 

もし災害に見舞われて電気を失ったら。

もし災害に見舞われて住む家を無くしたら。

もし家族がウイルスに感染したら。

もし病院や学校、介護施設等が機能しなくなったら。

もしコンビニやスーパーがなくなったら。

もし銀行や郵便局がなくなったら。

 

そんな「まさか」が、この先あり得るかも?しれません。

その時にどう生きるのか。その時こそ、私たち自身がふるいにかけられるのかも?しれません。

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