ゴタゴタ続きの東京オリンピック、ひとまず開会式が無事に行われましたね。
語弊があるかもしれませんが…私は一流のエンタメとして、オリンピックの開会式を見るのが好きです。各国のプライドを賭けた、全身全霊を込めた演出の数々は、画面越しに見ていても毎回大興奮なのです。
さて、今回の開会式。コロナ禍ということや、直前まで辞任ドミノでドタバタしていたことが影響して、例年ほどの興奮は感じられませんでした。それでも私なりにいいと思ったことや、さすがにこれは…とがっかりしたことを、ベスト＆ワースト形式で書いていきますね。
【ベスト部門】
第３位・各国の選手たちが、楽しそうに入場行進をしていたこと！
バタバタ、ゴタゴタ続きの東京オリンピックですが…多くの選手が楽しそうにしている姿を見たり、オリンピックに参加できる喜びみたいなのが伝わってきたりして、コロナ禍でもオリンピックをやってよかったのかなって、ちょっとだけ思いました。
第２位・MISIAさんの国歌斉唱！
君が代って、どちらかというとしっとりと、切々と歌う印象ですが、MISIAさんは全身全霊を込めて、パワフルに歌っていて…こんな国歌斉唱は今まで見たことないです。本当に素晴らしかったです！
最初は失礼ながら、このおじちゃん誰？って思っちゃいました。そばに松井秀喜さんと王貞治さんがいて、やっと長嶋さんだ！って気づきました。
だいぶ麻痺？の症状が進んでしまっているようでしたが、松井さんに支えられながら一歩ずつ前へ、前へと進む姿と、何より無事に聖火を次のランナーに渡し終えた時の、長嶋さんのとびきりの笑顔！久しぶりに笑っている姿を見て…もうね、感動しましたよ！これが文句なく１位です。
この他にも、ドローンで作った上空に浮かぶ地球儀の美しさとか、途中で出てきた劇団ひとりさんの小ネタで会場が爆笑していたりとかも、よかったと思います(^_^)
劇団ひとりさん、もしかしたら海外のコメディ映画とかにオファーがくるかも？しれませんね！
【ワースト部門】
第３位・上原ひろみさんの無駄遣い
市川海老蔵さんの歌舞伎に合わせて、ジャズピアニストの上原ひろみさんが出てきた時は、すごい！って思いました。ニコニコしながら楽しそうにジャズピアノを弾きまくる姿が大好きで、大ファンなんです。
でも、なぜか上原さん。ピアノを弾きまくりながらドヤ顔を連発していて、あまり素敵とは言えなかったんですよね。いつもの彼女の良さが全然出ていなくて、正直ガッカリ。もったいない！って思いました。
第２位・天皇陛下の開会宣言時に、遅れて起立した菅総理と小池都知事
天皇陛下による開会宣言でのこと。宣言が始まってから慌てて起立する菅総理と小池都知事の姿が、カメラにバッチリ映っていました。凛々しく宣言をする陛下の横で、特に菅総理はモタモタと情けない姿を晒していました。
第１位・バッハさん、橋本さん、スピーチ長すぎ！
開会式、全体的にダラダラと長すぎて、無駄な演出も多かったのですが…そんな中で長々とスピーチをするおふたり。それぞれの主張を、まぁ長々と…アスリートのみなさんは、椅子もないフロアでずっと立って聞いているんですよ。アスリートファーストなんてどこへやら、まるで配慮が足りない自己中全開のおふたりでした。
開会式、全体的にメリハリがなく、謎の演出も多かったですね。後半に出てきたカメラクルーのくだりとか、謎のイマジンとか。
５年前、リオ五輪閉会式のバトンタッチセレモニーで披露された演出は、洗練されていて本当に痺れたのですが…まぁこれだけゴタゴタしていれば、こうなってしまうのは仕方ないですね。
でも、そんな中でも何とか開会式をやり切ったのですからね。ひとまずはお疲れさまでした！現場は本当に大変だったと思いますよ…
追記：開会式の余韻がずっと残っていて、ドラゴンクエストのテーマがずっと脳内再生し続けていて…声に出して歌っちゃわないように、気をつけなきゃいけませんね！
さらに追記：他の皆さんの評価を見てみると、ピクトグラムの再現パフォーマンスに賞賛が集まっているようですね。確かにすごいパフォーマンスでしたが、オリンピックの演出としては軽すぎるかなぁって、私は思いました。
