イスラエルにあるNAOTという靴のブランドに出会ってから、靴の魅力にハマってしまった私。気づいたらもう８足も所有しています。
NAOTの魅力のひとつは、シンプルで可愛いデザインなのですが…私が思う最大の魅力は、その履き心地！表面がスエード革でできているインソールは、素足で履くと本当に気持ちいい！また裏面にはコルクが貼ってあってクッション性があり、履き続けることで自分の体重がかかり、自分だけのインソールに育っていくのもうれしいポイントです(^_^)
でも。そんなNAOTであっても、私の欲しい靴がない場合もあります。そのひとつは、冠婚葬祭用のシンプルな黒パンプス。少し前まではDIAMANTIというパンプスがあったのですが、残念ながら今は廃盤になってしまったようです。今はLATESTというパンプスならあるのですが、ちょっとデザインのクセが強く、正直なところ私好みではない…
それともうひとつ、４月から高校生になる娘用のコインローファー。娘は巻き爪の治療中だったりするので、足の負担にならない、良い靴を買ってあげたいと思っているのですが…コインローファーはNAOTにはありませんでした。
NAOTはイスラエルの会社なので、日本特有の文化や風習に沿った靴を望むこと自体、無理があるのかもしれません。そこで、NAOT以外の靴メーカーを、ネットでいろいろと見てみることにしました。
実際に検索してみると、日本の靴メーカーもいろいろと工夫をしていますね！
まずは足の負担にならない靴づくりをしていることが大前提で、その上で甲高幅広の足でも快適に履ける靴とか、コンフォートシューズであっても可愛いデザインを追求した靴とか…いやぁ、見ていて面白い！今までNAOTしか見ていなかったのが、もったいなかったかも？しれませんね。
いろいろと見て、検討を重ねて、そして…自分用のパンプスと娘用のコインローファー、これは！という靴を、それぞれ注文してみました(^_^)
まずは、自分用のシンプル黒パンプス。「幅広の足に優しい婦人靴のお店」というサイトで見つけた、コレ！
５Eという幅広サイズ対応のパンプス。足の形によっては、かかとがパカパカしてしまうというレビューもありましたが、甲高な私の足にはピッタリでした！使っている革が柔らかくて、しっかりと足にフィットしてくれるし、ヒール靴であっても履いていて全く疲れない！細かいところも丁寧に作ってあって、さすが日本製！って思いました。（イスラエル製のNAOTは、細かいところがけっこうアバウトだったりするのです…）
ヒールのある靴は久しぶりですが、履き心地は最高です。革が柔らかいこのパンプスなら、ひどい外反母趾の人でもきっと履けると思います！
そして、娘用のコインローファー。ハンドメイドマーケットの Creema で見つけた「靴工場 Belle and Sofa」さんの、この靴！
この靴最大の特徴は、ヴィーガンレザー製であること。ヴィーガンレザーと言っても、限りなく本革に近い質感を目指して作っているのだそうで。いかにも合成皮革のカッチカチに硬い感じではなく、柔らかい質感で足に優しく、本革ほどマメにお手入れをしなくてもいい…娘にはコレだ！と、ピンときました。（ただ、本革はお手入れをすれば長く履けますが、ヴィーガンレザーはそこまでの耐久性はないようですね。ひとまず高校生の間、って考えたほうがよさそうです。）
実際に履いてみたら、ピッタリ！でも娘には若干キツく感じたようなので、サイズをお店に問い合わせてみたら…この革はヴィーガンレザーであっても伸縮性があるので、履いているうちに馴染んでくるから問題ないとのこと。念のため細かい部分のサイズ表を送ってくれたりして、親切に対応していただきました！
ヴィーガンレザーなので、本革の靴より少しだけリーズナブルなのもうれしい！この靴で３年間、頑張って高校に行ってほしいです(^_^)
さて。他にもいろいろと魅力的な靴がたくさんありましたが…ひとつ言えるのは、こちらの希望を100％叶えてくれる靴メーカーはない、ということ。
履き心地重視なのか。デザイン重視なのか。用途に合わせた靴が欲しいのか。どこに重点を置くのか？で、靴選びをするのも楽しいと思いました。
私の場合は、履き心地とか、シンプルなデザインとか、私の服に合うかどうか？とか…総合的に考えて、やはりNAOTがいちばんです(^_^)
今回ちょっとだけ浮気しましたが、基本的にはNAOTの靴を長く履いて、育てていこうと思います！
