学校がお休みの間、たまーに子供たちをうちの親に預けることがあります。うちの母親は料理が得意なので、子供たちはいつもおいしいご飯をご馳走になってきます。
一方で私はというと…普段の料理は手抜きもいいところです。買って済ませてしまうこともあります。
子供たちと今日の夕飯の相談をしていたら、娘が「揚げ物が食べたい!」とリクエストしてきました。私はいつも揚げ物はスーパーで買ってきちゃうので、家で揚げ物なんてやったことがありません。でも娘は、どうしても家で作った「揚げたて」が食べたい!と。
・・・・・・・そうだよね。そりゃ揚げたてはおいしいよね。恐らく、うちの親が作った揚げたてのカツをご馳走になって、おいしかったのでしょう。
よし、じゃあ今夜は揚げ物にしよう!と、私は腹を括りました。え、たかが揚げ物で?と思いますよね。でも私は、極度の面倒くさがり屋でして…家で揚げ物なんてやったことがなく…私にとっては一大決心だったのです。
さて…揚げ物に対するハードルを下げるために、薄切りの豚肉を買ってきてカツを揚げることにしました。これならすぐに火が通るし、肉好きの娘も喜んでくれるはずです。
他のおかずや汁物をある程度作って、さあいよいよカツを揚げますよ!トレイに小麦粉、卵、パン粉を用意して…たっぷりの油を入れた鍋に火をつけて…薄切り肉を順に衣付けしていって…油の温度を確かめて…いざお肉を鍋へ!シュワー!気持ちいいくらいにシュワシュワと音を立てて、カツが色づいていきます。
あれ?揚げ物って…楽しいかも!次々にお肉をシュワー!とお鍋へ入れて、揚がっていくのを見ているのが、本当に楽しいのです。
そして、いい色になったら…出来上がり!しっかり油を切って、さぁ、食卓へと運びます。
となりの棟にいるおじいちゃんを呼んで、みんな揃って…いただきます!
カツはどうかな…うん、おいしい!やっぱり揚げたてはおいしいです。娘もおいしい!とパクパク食べていました。
そして、揚げ物を避けていたもうひとつの理由…後片付けが面倒なこと!でも、使った油の大部分を新聞紙に吸わせて、思い切って捨てることにしたら、案外手間がかかりませんでした(^_^)
ただ揚げ物を作った、というだけの話ですが…私にとっては新たな一歩!娘が「また揚げ物作ってね!」と言ってくれたので、今度は何を揚げようかな?とりあえずコロッケあたりかな?
ところで、以前「サラダ記念日」という詩がありましたよね。あなたが私の作ったサラダをおいしいと言ってくれたから、今日はサラダ記念日…って感じの詩だったかな?
そうです、今日の我が家は、もちろん揚げ物記念日!でも何か…字面が濃い!やっぱりサラダだから、オシャレな響きの記念日になるのかな…まぁいいです。今日の我が家は揚げ物記念日なんです。シュワシュワ記念日でもいいですけどね。