ないてるきみに わらってるきみに
すましてるきみに あそんでるきみに
わがままきみに うたってるきみに
おこってるきみに しずかなきみに
アイタイ！アイタイ！きみに
すわってるきみに ふりむくきみに
まどろむきみに たのしいきみに
こまってるきみに ゆるしてるきみに
ひかってるきみに あったかいきみに
アイタイ！アイタイ！きみに
リアルなきみの 笑顔がサイコーなのさ
アイタイ！きみに
おはようきみに たべてるきみに
おどってるきみに あせってるきみに
はたらくきみに とおくのきみに
いきてるきみに あいするきみに
アイタイ！アイタイ！きみに
世界のどこかで まっすぐぼくをみている
アイタイ！きみに
ぼくのうたぜんぶ きみにささげるラブソング
アイタイ！きみに
リアルなきみの 笑顔がサイコーなのさ
アイタイ！アイタイ！アイタイ！きみに
（アイタイ！／サルサガムテープ）
NHKのＥテレでたまに見かける、アイタイ！プロジェクト。中心となっているのは、おかあさんといっしょで歌のお兄さんとしても活躍していた、かしわ哲さんです。
かしわさんがリーダーを務めている、サルサガムテープというバンド。健常者であっても障がい者であっても、全く関係なし！ポリバケツにガムテープを貼った手作りドラムを、みんなで叩きながら力強くシャウトする、究極のバリアフリーバンドです。メンバーには何と、あのブルーハーツでドラムを叩いていた梶くんもいます！
かしわさんが今回手がけた「アイタイ！」という曲。歌詞はシンプルだけれど、どんなきみでも会いたい！どんなきみでもサイコー！というメッセージが込められているように思います。
この歌、英語バージョンもあって、世界各国の人たちが歌って、動画を上げていて…その様子をたまにＥテレで放送してくれるのです。
南アフリカでバンドを組んでいる幼い姉弟、フランスで活躍している女性シンガー、台湾で活躍する個性派アーティスト、バングラデシュの寄宿舎にいる先生と生徒たち…それぞれが、自分たちのアイタイ！を奏でています。
ジャマイカではレゲエ風に歌われ、インドではヒンディー音楽の味付けをされて、それぞれのお国柄が出ていて面白いのですが…パフォーマンスをしている皆さんに共通するのは、国境を越えても伝えたいメッセージは同じなんだということ。
コロナ禍だからこそ、なかなか人に会えないからこそ、きみにアイタイ！のですよ。
会いたい…あいたい…アイタイ、きみに！
