樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

靴のおはなし

私が今愛用している靴は、サボというサンダルタイプのもの。脱ぎ履きがすぐにできて、見た目も丸っこくて可愛いのです(^_^)

子育てママさんならば、サッと履けてサッと脱げる靴の有り難さ、わかりますよね!

私は保育園事務もしていて、来客時には外へ出て対応しなければいけないので、そういう意味でもパッと履ける靴はヒジョーに有難いのです。

 

でも、サンダルタイプの弱点…脱げやすいことです。脱げそうなのが気になって、気を遣いながら履かなければいけないのが難点でした。

そんなある日、とあるショッピングモールで運命の一足に出会ったのです!

そのサボ、特に有名なブランドものではないし、お値段もお手頃価格。なのに、私の足にぴったりとフィットしたんです。これならどんどん履いて、どんどん歩ける!もちろん、即購入しました。

 

このお気に入りのサボさん、そりゃもう毎日毎日履きました。何年もの間、毎日履き続けた結果…残念ながら底に穴が開き、インソールが凹んできちゃいました。もともとお安い値段のサボさん、耐久性がないのは仕方がないですよね。

このサボさん、本当にお気に入りだったのですが…そろそろ新しい靴を買わなきゃいけない…でも、形はやっぱりサボタイプがいい!この快適さ、脱ぎ履きのしやすさと、ある程度ホールドしてくれる感じは、やっぱりサボさんならでは、なんですよね。

 

サボタイプの靴。ひとつ思い当たったブランドがあります。

近所にあるセレクトショップで扱っていた、NAOTというブランドの靴。とにかくフィット感が抜群で、主力商品がサボだったような…調べてみたら、やはりサボタイプの靴がありました!しかも、足のサイズを測ってメールをすると、オンラインでもぴったりサイズの靴を提案してくれるとのこと。

ちょっとお値段は高いけど…思い切って頼んじゃおう!足のサイズを測って、メールを送って…正式にオーダーしました(^_^)

 

ほどなくして届いたサボさん。実際に履いてみたら…あれ?入らない!なんで?

よく考えてみたら、採寸時には薄手の靴下を履いていましたが、実際には厚手の靴下で履くことが多い!そりゃ入らないよね…

もう一度、今度は厚手の靴下を履いて採寸をし直し、再びメール。新たにぴったりサイズの靴を提案していただいただけではなく、採寸結果からして…私の足は甲高タイプのようで、スッと履けるように革の調整をして下さるとのこと。なんて親切なんでしょう!

サイズの合わなかった靴を返送し、新たにぴったりサイズのサボさんが我が家にやってきました!

足を通してみたら…若干窮屈ではありますが、ほぼピッタリ!革は伸びるから、履いていくうちに私の足にフィットしてくるのだそうです。

いやぁ、素敵なサボさん。見ているだけで惚れ惚れします(^_^)

マイ・サボさん。新旧揃い踏みです!

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今まで愛用していたサボさんも、まだ何とか履けるので、しばらくはご近所用のつっかけとして履きたいと思います(^_^)

 

靴って、やっぱり大事だと思います。スニーカーひとつにしても、サイズの合わないものを1日履き続けていたら、家に帰る頃には爪先が痛くなってしまったことがあります。

それに、お気に入りの靴を履いていると、どんどん出かけたくなりませんか?この靴を履いて、いろんなところへ行きたい!って思えるんですよね。

私は今まで、服や靴にはあまりお金をかけてきませんでしたが…このサボさんはしっかりとお手入れをして、大事に育てていきたいと思います。経年変化が楽しみです(^_^)

 

何が本当か?何が真実か?

 

想像してみてください…

この木の実は、どんな味がすると思いますか?

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甘いのか?

酸っぱいのか?

苦いのか?

辛いのか?

それとも、毒があって食べられないのか?

 

実は私自身、この木の実の味を知らないし、食べられるかどうかもわかりません。

先日遊びに行った里山で、たまたま撮った写真のうちの1枚なのです。

 

予想外のことが起こりまくっている今、何が本当なのか?何が真実なのか?たまにわからなくなる時があります。

アメリカ大統領選挙新型コロナウイルス、日本の政治、ゴシップ記事…情報ばかりを追いかけていると、あっという間に波に溺れてしまいます。

 

こういう時に信じられるのは、自分の直感。

さっき問いかけた、あの木の実の味…

あなたがピンときた、あなたが思った答え。それが、あなたの中の真実なのです。

 

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笑顔のようで いろいろあるな この世は

綺麗な景色 どこまでほんとか

わけのわからぬ ことばかりだな 心は

画面の事件 どこまでほんとか

 

どうせなら 嘘の話をしよう

苦い結末でも 笑いながら そう作るものだろ

どうせなら

作れ作れ 目の前の景色を そうだろ?

 

どんなことも 胸が裂けるほど苦しい

夜が来ても 全て憶えているだろ

声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい

そんな日々が これから起こるはずだろ

(フィルム/星野源

*歌詞を一部抜粋してあります。

 

 

とあるカリスマの、壮絶な生き様

うちの旦那さんが好きでよく見ている、テレビ東京の「家、ついて行ってイイですか?」という番組。たまたま番組スタッフが声をかけた人に対して、タクシー代を払う代わりに家までついて行って、そこでその人の人生についていろいろと話を聞く、という番組です。

この番組に出てくる人たちの人生のお話。これがなかなかドラマチックで、見ていて本当に面白いんですよね。

先日の放送で声をかけられたのは、何と旦那さんの葬儀を終えたばかりの女性!仲間内で故人を偲んで酒を酌み交わした帰り道でした。普通なら家についていくのを躊躇するところですが、そこを声をかけてしまうのが、さすがです。そして何と、この女性がOKしてくれたのです。

 

ついて行ってみて、わかったこと。実は亡くなった旦那さんは、その道では有名なカリスマロッカーだったのです。

バンド名は、オナニーマシーン。まぁ、このバンド名じゃメジャーには出てきませんよね…。この女性の亡くなった旦那さん(実際には内縁状態)は、ボーカルとベース担当のイノマーさんという方です。

そして何と、テレビ東京の別のディレクターさんが、このイノマーさんの闘病日記をドキュメンタリーとして映像に残していたのです!その映像を番組内で流してくれたのですが、これがもう…壮絶すぎました。

 

イノマーさんが患ったのは、舌ガン。一旦はガン細胞を除去して快方に向かったものの、残念ながら転移してしまい、ガンが再発しました。

そんな中で計画されたライプイベント。イノマーさんの仲間である、銀杏BOYZの峯田さん、サンボマスター氣志團が集まりました。仲間たちがイベントを盛り上げているのを、控室で聞いているイノマーさん。その場にいるのがやっとの状態まで症状が悪化していました。

そして、いよいよオナニーマシーンの出番です。イノマーさん、杖をついてやっとのことで控室を出て、車椅子に乗ってステージへ。観客の大歓声に迎えられたイノマーさんは、ゆっくりと車椅子から立ち上がり…そして力強くガッツポーズをしました。すると、観客の声に後押しされたのか?何とベースを担いで演奏を始めたのです!さらに歌まで歌い始めました。さっきまで控室でうずくまっていたのが、嘘のようです。

そして、仲間たちがステージに集結し、感動のフィナーレ…と言いたいところですが、イノマーさんはなぜかパンツならぬオムツ一丁の姿になっていました!満身創痍の中、イノマーさんはイベントを最後まで走り抜きました。本当に凄かったです。

 

その後、イノマーさんの症状はさらに悪化してしまいます。髪は抜け、顔も体も痩せ細り、ほぼ寝たきり状態になってしまいました。

やがて意識も途切れ途切れになってしまい…そんな中で、銀杏BOYZの峯田さんがお見舞いに訪れた時のこと。峯田さんがベッドのそばでイノマーさんに声をかけたら、意識を失っていたはずのイノマーさんが、何と峯田さんに抱きつこうと寝返りを打ったんです!そして、これをきっかけにしてイノマーさんは意識を完全に取り戻し、一時帰宅できるまでに回復したのです。いやぁ、鳥肌立ちました。

 

そして、数々の奇跡を起こしてきたイノマーさんも、いよいよ最期の時を迎えます。見た目はほぼ皮と骨だけ、正直言って衝撃映像です。徐々に脈が弱まり、やがて…脈が完全に止まり、旅立ちました。

バンドマンとして、最後まで全力で駆け抜けたイノマーさん。力一杯生き抜いた最期の姿は、まさに抜け殻でした。そこに寄り添い続けた奥さんも、本当に壮絶すぎて…とっても素敵でした。

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人が死ぬって、こういうことなのかもしれませんね。その姿を全部さらけ出して、壮絶な生き様を私たちに見せてくれたイノマーさん。本当にすごい、真のカリスマだと思いました。

そして番組では、イノマーさんの一周忌にも密着していました。イノマーさんを失った奥さん、彼亡き後もまだ元の部屋に住み続けていました。イノマーさんのことを忘れられるわけがない…でも、いつまでも引きずっている姿をイノマーさんはきっと望んでいない…少しずつ、前を向き始めていると言っていました。

正月早々カウンターパンチを喰らったような、ものすごい衝撃映像でした。テレビ東京さん、そしてイノマーさん、本当にありがとうございました。

 

成人式に思う

今日は成人の日です。コロナ禍の影響で成人式を行わない自治体も多く、残念に思っている人も多いかもしれませんね。

私自身もウン十年前、成人式というものに参加しました。同級生が久しぶりに再会し、とりあえずの式典に何となく参加して、終わった後に仲間でお祝いとか…私はしませんでした。

なぜなら、私にとって地元で過ごした学生時代は、うまくいかないことばかりの暗黒時代。私には地元に仲間なんていなかったし、久しぶりの再会も、どちらかというと会いたくない人の方が多かったりもするのです。

その当時、とりあえず振袖を着て、写真を撮って、成人式には参加しましたが…ただそれだけでした。

 

昨年から今年にかけて、コロナ禍の影響で前代未聞のことが起き続けています。今まで当たり前のことだった行事やイベントが、ことごとく中止に追い込まれています。

成人式に関しても、中止になって残念に思う人が多いのかと思いきや…私のように、あまり成人式を快く思わない人も多いようですね。

地元に楽しい思い出がない人とか、お金がもったいないと思う人、自分のやるべきことに忙しくて帰省なんてしていられない人…人によって理由はさまざまのようですね。

 

成人式は、確かに区切りのイベントではあります。自分自身の成長を実感できるいい機会でもあります。

でも、全員が強制的に参加しなければならない訳ではないですよね。昔も自由参加ではありましたが、特に田舎である私の地元は、何となく参加しなければいけない雰囲気だったのです。

その当時に比べると今のほうが、成人式への参加に対する自由度が増しているような気がします。

 

新型コロナ、確かにいろいろと私たちの生活を脅かす存在ではありますが…今までやらなければいけなかったことが実はそうでもなかったり、生活や人生に自由度が増した気がするのは…私だけですかね?

人が集まる機会とか、学校や地域での行事が、実は苦手だったりする私。コロナ禍でそれらが中止に追い込まれたことが、私にとってはラッキーだったりもするのです。

 

何はともあれ、新成人のみなさん。おめでとうございます!

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これからの人生、本当に何が起きるかわかりませんが…その目で、その足で、しっかりと前を見て生きてくださいね。

コロナ禍の風景

緊急事態宣言が出てから、はじめての週末。しかも3連休。どうしても子供たちの必要なものを買わなきゃいけなかったので、地元の大型ショッピングセンターへと行きました。

今日買わなきゃいけないもの…なわとび、靴下、冬物のお洋服。それらを買って、お姉ちゃんはゲームソフトを、弟は本を見たい!と言いだし…この時点でお昼を回っていたので、ひとまずフードコートでランチを食べることにしました。

でも、よく考えたら…フードコートって、密になりやすい場所だよなぁ…失敗したかなぁ?なんて思って行ってみたら、座席ガラガラ!みんなやっぱり、フードコートは避けているみたいですね。

まぁ、それでもあまり長居はしないように、パッと食べて帰ろう!となり、私は焼きそば、娘はマック、息子はラーメンを食べました。

 

すると…フードコート内に、振袖姿の女性グループが入ってきました。そういえば、今日は本来ならば成人式が行われるはずだった日。コロナ感染予防のために、残念ながら式典は中止になってしまったのですが…恐らく振袖を買うなりレンタルなり、すでに手配してしまったのでしょう。艶やかに着飾って、楽しそうに談笑していました。

この子たちだけではなく、他にも同じような振袖姿のグループを数組見かけました。やはり今日は、彼女たちにとっては特別な日だったんですね。

式典が中止になったのは本当に残念だと思いますが、彼女たちなりに成人式というイベントを楽しんでいるのなら、私はそれでいいんじゃないかなって、思いました。

 

彼女たちの様子を見て、人によっては緊急事態宣言が出ている中で不謹慎だ!って思う人もいるかもしれませんね。

でも、少なくとも私が見た子たちはマスクをつけていましたし、マナーも特に悪いわけではありませんでした。

そう、私が感じたのは…緊急事態宣言だからといって、何でもかんでもダメ!中止!にするのではなく、感染予防に最大限努めた上で行動することが大切なのかな?って思っています。

だから私は、感染予防に気をつけながら買い物にも行くし、たまには外食もしようと思います。コロナ禍の影響で、せっかく美味しいお店が閉店になってしまったら、もったいないですからね。

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この道を行けば…

 

この道を抜けると

そこに待っているのは

闇なのか

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それとも

そこに待っているのは

光なのか

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もしかしたら

地獄の底まで

繋がっているのか

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それとも

光射す場所へと

繋がっているのか

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たとえこの道が

どこへ繋がっていようとも

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私たちはただ

この道を行くだけ

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*緊急事態宣言が出ている中、密を避けて里山へと行ってきました。

そこで撮ってきた写真を繋げて、何となくお話を作ってみました(^_^)

 

 

粛々と、ただ粛々と

新型コロナの感染拡大が止まらず、とうとう1都3県で緊急事態宣言が出されましたね。

いちばん影響が出ているのは飲食業界。大きな収入源を失い、特に補償もなく、明日をどう生きるのかを日々考えていかなければならない…そんな苦しい状況が続いていると思います。

子供たちの学びや経験の機会も大幅に奪われています。リモートの環境が整っているところと、そうではないところの格差も出てしまっているようです。

 

…こうなってしまったのは、誰のせい?

GO  TO キャンペーンを強引に推し進めた菅総理のせい?

国の対応を批判ばかりして、東京都としての対応が後手に回った小池都知事のせい?

自分たちの快楽を優先して遊び回って、感染を直接広げてしまった人たちのせい?

相変わらずアクリル板で仕切っているだけで、感染対策が甘すぎるエンタメ業界のせい?

 

いや…今はそんなことを言っている場合ではない。

誰かのせいだと責任転嫁する余裕なんて、今の私たちにはないはずだ。

今の私たちにできることは、ひとりひとりが意識をすること。自分たちなりに考えて、感染予防に努めること。

自分自身が感染しないように、自分の身を守ること。ひとりひとりがこれを意識すれば、感染拡大は落ち着いてくるはずだ。

 

すでに医療崩壊も起きているという。

新型コロナが発生してから今までずっと、最前線で戦ってきている医療従事者の方たちの負担を、少しでも減らしてあげたい。心からそう思う。

 

そのためにも、自分ができることを。

粛々と。ただ粛々と。

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