樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

自分の感覚に近い人を見つける

人間はひとりひとりが違う個性を持っているはずなので、自分と考え方が全て一致する人というのは存在しないはずです。でも、自分の考え方と近い人のほうが共感するポイントも多いだろうし、話していて楽しいのかな、と思います。

残念ながら、私の場合、なかなか自分に近い感覚を持つ人を見つけることが難しい…のです。いちばんの理由は、せっかく仲良くなりかけても、その人の中にNGポイントを見つけてしまうから、なのです。

 

そう、私の中には譲れないNGポイントがいくつかあるのです。

・人に迷惑をかけないこと。

・約束を守ること。遅れそうなときは連絡すること。

・マナーを守ること。ゴミのポイ捨てをしないとか、身障者エリアに車を停めないとか。

・人のことに必要以上に立ち入らないこと。

 

…これらのNGポイントができてしまった理由は、過去にこれらのことをされて、私自身が嫌な思いをしたからです。でも…これ、無茶なことを言っている訳ではないですよね?基本的なマナーの問題だと思うのですが。

 

最近私は、スピリチュアルなことでいろいろと考えさせられることが多く、どちらかというとスピ系の人に惹かれることが多いのですが…私のまわりにいるスピ系の人たち、残念ながら人としてのNGポイントが多い人たちばかりなのです。上に挙げた項目に当てはまる人たちとか、現実逃避傾向がある人、スピリチュアルなことに依存して逃げているだけの人とか…

私が仲良くなりたいのは、スピリチュアルなことに興味がありつつも、しっかりと地に足のついた人。今のところは、ウェプ上で発信している人たちに数名、共感できる人がいるだけです。

 

でも最近、とある場所で共感できる人を見つけました。でも、残念ながら友達というよりは、先生にあたる人、息子の療育をしてくださる先生です。

うちの息子、最近苦手になってしまったことがあって。プレバト!というテレビ番組内で、俳句名人の梅沢富美男さんが毎回俳句を作ってくるのですが、先生に駄作とされた作品はボツとなり、掛け軸に書かれた作品が一気にシュレッダーにかけられて、粉々に舞い散ってしまうのです。

その様子を、番組内ではエレクトリカルパレードのテーマに乗って、みんなで手拍子をしながら笑いに変えています。当の本人である梅沢さんは、もちろんガッカリ…息子はこの場面が大嫌いで、テレビのある部屋から逃げ出してしまうのです。

このエピソードを療育の先生に話したら、息子に激しく共感してくれたのです。その先生も子供の頃は、こういう悲しい思いをする物語がダメだったそうで…例えば、スポ根アニメなどはいじめられている場面がダメで、見ていられなかった…と。

 

こういう共感能力が高い人たちのことを、エンパスと言うのだそうです。うちの息子もエンパスだし、私自身も当てはまるのですが、この先生もエンパスなのかな、と思います。

まぁ療育の先生なので、あまり個人的に仲良くはできないかもしれませんが…気持ちをわかってくれる人が身近にいるってだけでも、うれしくなったのでした。

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