樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

This is ME!

今も昔も変わらずに存在する

親の愛情が足りない子供たち

 

とある子は、シングルマザーのママの帰りを

ただひたすら外で待っている

いつもママが帰るのは夜遅い時間

それでもずっと、ママの帰りを待っている

 

その子がある日同級生の家に行ったら

かわいいネコがいた

そのネコと仲良くなったので

こっそり家に連れ帰ってしまった

 

その子は同級生のお母さんに

本当のことが言えなかった

ママに怒られたくなかったから

ママに嫌われたくなかったから

 

どうしようもない寂しさを

どうすることもできない

だからわざと人の気を引いてしまう

みんなにこっちを見てほしいから

 

どうしようもない寂しさを

どうすることもできない

だからママが帰ってくるのを

ひたすら外で待っている

 

今も寂しさで震えているであろう

親の愛情が足りない子供たち

 

私は願う

そんな子供たちがいつか

堂々と胸を張って

これが自分!と言える日が来ることを

 

そんな子供たちだけではなく

遥か昔に置き忘れてきた

親の愛情を求めて

今も苦しんでいる大人たち

 

そんな大人たちも

自分を卑下することなく

堂々と胸を張って

これが自分!と言える日が来ることを

 

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This  is  ME!これが自分!

 

 

What am I?

私は何者なのか?

私はどこから来たのか?

 

もし前世とかあるのなら

私は前世で何をしていたのか?

 

自分のルーツとか

興味があったりするけれど

それを知ったところで…

 

自分が何者か?を追い求めて

自分のルーツ探しをすることが

人生の目的ではない

 

大事なのは

日々何をすべきか、ということ

 

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It's  not  important  to  know  "What  am  I".

It's  important  to  do  "What  should  I  do".

 

 

「権力」という罠

とある保育園の新米事務員として、金銭の出し入れとか、保育士さんのお給料とかを日々計算していて思うことがあります。

税金…取られすぎですよね。

所得税に住民税、あとは健康保険に年金、退職時のための積立や雇用保険…税金だけではありませんが、お給料からの天引きがこれでもか!とあります。さらに消費税とか、固定資産税とか…まだまだ税金はありますよね。

これだけ国民が払っている税金、どう使っているのか?正直よくわからずに不透明だったりもします。これではみんなの働く意欲が失せますし、休みなく働いてバカみたい!って、当然思いますよね。

一部の権力を持つ人たちが、まぁいろいろと考えて税金を使っているのでしょうが…本当なのか?嘘なのか?とんでもない税金の使い方をしているような報道もあります。

 

さて、今回の話題…「権力」について。

仕事や家庭、学校や仲間内などの集団内で、権力を持つ人というのは大なり小なり、どうしても出てきます。そうじゃないと組織がうまく回らないですからね。

でも、権力を手にした人間…残念ながら、欲が出てしまうことが多いんです。見つからないのをいいことに悪事を働いたり、自分の思うがままに人や物事を動かしたり…

 

私が思うに「権力」というのは、その人の本当の力ではない気がします。一旦権力を手にした人は、そこからその権力をどう使うか?で、権力がその人の実力となるのか?それとも権力が泡となって消えるのか?分かれるところだと思います。

自分が権力を手にしたのをいいことに、やりたい放題やっていると、だんだんと人もお金も離れていきます。そして気づいた時には…何も残っていなかったりもします。

逆にその権力を良い方向に使うと、人もお金も味方になってくれます。と言っても、自分が思ってもいないのに偽善的なことをしたり、目立つ活動とかアピールとかをするのではなくて…小さなことでも大きなことでも、自分が思いついた「いいこと」をやってみればいいと思います。

 

人間は実に弱い存在です。いろいろな誘惑に負けます。権力、汚職、薬物、ワイセツ、詐欺、浮気、不倫、アルコールやギャンブルなどの依存症…罠はいたるところに転がっています。

人間である以上は、自らが持っているであろう弱さを認めること。「自分だけは大丈夫!自分は特別な存在!」などと思わずに、自分も罠に落ちる可能性があると認めること。そして、その弱さに負けない強い意志を持つこと。

私たちは人間であり、みな平等なのです。特別な人など、どこにもいないのです。そこを勘違いしてしまうと、あっさりと罠に落ちてしまいますよ。

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とあるおばあちゃんの悲哀

私たちの家族は、パパと私と娘と息子、となりの母屋にはおじいちゃんがいます。おばあちゃんは今は半身不随のために施設に入っています。

そして、我が家から車で10分ほど行ったところに、おじいちゃんの妹さん、私にとっては叔母に当たる方が独り暮らしをされています。今までずっと独身なので子供はいませんが、働いて貯めたお金で1人で一軒家を建て、今もその家に住んでいます。

 

おじいちゃんは9人きょうだいで、叔母は末娘のような存在。小さい頃はみんなに可愛がられて育ったそうです。

そして大人になってから、器量好しだった叔母は銀座でデパートガールをしていました。その時期に経済界の大物に可愛がられて、海外への豪遊に連れて行ってもらったりもしたのだそうです。

 

そして今…だいぶ高齢になりましたが、自分のお金で建てた家で独り暮らしをしています。私たちは、たまに顔を見に行く程度です。

でも、この叔母…若い時に可愛がられ過ぎたせいか、とっても「かまってちゃん」なのです。

先日の台風の影響で我が家に来てもらった時も、二階の部屋に寝てもらい、トイレも二階にあるので大丈夫かな?と思っていたら、わざわざ一階のトイレを使おうとして、階段から落ちてしまったのです。私たちは心配しましたが、本人は大丈夫!と言っていたので、じゃあ大丈夫かな?と思っていましたが、次の日も同じことをして、階段から落ちてしまったのです。

また、買い物に行った時のこと。危ないからゆっくり歩いてね、と声をかけても、みんなを待たせちゃいけない!と急いで、結局転んで、周りの人たちが心配して声をかけてきました。

私がおじいちゃんと話をしていても、人の会話に平気で割り込んできます。私の話を聞いて!と言わんばかりに。でも、私は叔母の割り込みは許しません。おじいちゃんとの話が終わるまで待ってもらいます。(まぁ大した話ではないので、おじいちゃんとの話が終わる頃には、叔母はもう話をする気もなくなっているんですけどね…)

 

確かに高齢者の独り暮らし、大変だと思います。でも、それは叔母が選んだ道です。自分ひとりの財力で建てた家のこと、自分の過去の栄光…今も自慢気に、一方的に私たちに話します。

こんなかまってちゃん…人もだんだん疎遠になっていきます。人との会話も減り、出かける機会も減り…足腰も弱り、もしかしたら若干認知症気味だったのかもしれません。

そして先日、その叔母が庭で倒れている!とご近所さんから連絡がありました。発見が早かったおかげで大事には至りませんでしたが、今も病院で検査を受けている最中です。

 

こんな時に不謹慎かもしれませんが…こんな歳の取り方はしたくない…と思っています。

若い時にチヤホヤされ過ぎたことが、こうなったいちばんの原因だとは思いますが…いつまでも人に甘えて、自分がかわいくて、人に心配してもらわなければ気の済まない叔母。残念ですが、高齢になってしまった今からでは、この性質はもう治らないと思います。

まぁ親戚の叔母ではあるので、私たちが無理のない程度に、今後の叔母のことを考えなければいけません…ね。

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組織に属するということ

私は約1年前から、とあるキリスト教系の保育園で事務のお仕事をしています。就職当初は、慣れない仕事を覚えることの大変さに加えて、今まで経験のなかった「女性社会」という独特の雰囲気にも慣れず…悩んだり、体調崩したりもしていました。

今思えば、就職当初は自分の「個」を出し過ぎていたのかもしれません。今までの教師としての経験、発達障がい児の親としての経験が、この保育園で生かせるかも…と思っていました。でも、組織の一員として働く上で、そういう個人の強すぎる想いというのは、組織を円滑に動かす邪魔になってしまうのだと思い知りました。

特に私が今いる職場は、徹底したトップダウン方式で「御恩と奉公」の上で成り立っています。対子供、対保護者、対保育士…全てにこの関係が当てはまります。つまり、保育園のやり方に従ってくれる方は手厚く面倒を見るけれど、代わりに下手に口答えはできない…そんな暗黙の了解があるのです。

私はこのシステムに正直戸惑いました。今も戸惑いはありますが、一職場の形としてはアリなのかな?まぁこれも経験なのかな?と割り切って、今は気持ちを切り替えて日々の業務を行っています。

 

話は変わりますが、今やっている「同期のサクラ」というドラマ。主演は高畑充希さんです。

高畑さん演じる、ちょっと風変わりなサクラ…彼女は正義感の塊で、道行く人のマナー違反をいちいち注意して会社に遅刻するようなキャラです。

そんなサクラ、会社に対しても全く忖度がありません。同期の仲間が会社のことで困難にぶつかるたびに、上司だろうが取引相手だろうが、彼女の正論をぶつけます。結果…同期の仲間たちはそれぞれ問題を解決して、順調に人生を歩んでいくのですが…当のサクラはどんどん不幸になっていきます。夢は破れ、子会社出向になり、最愛の祖父も亡くし…次回はとうとう絶望から家に引きこもってしまうようです。ドラマのお話とはいえ、出過ぎる杭が思い切り打たれまくっているのです。

 

私自身はサクラに共感できます。間違っているものは間違っている、それを主張して何が悪い!

でも…今の日本で組織に属するということは、それだけではダメだということです。間違いを正すためには、ど正論を正面からぶつけるだけではなく、根回しとか、周囲の協力とかが、やはり必要です。

それでも、私個人の想いではありますが、これからの時代、従来の「御恩と奉公」システムは段々と無くなっていくような気がします。もっとフラットな、いい意味での民主主義が広がっていくような気がします。現に、権力を行使した悪事がどんどん表に出て、明るみになってきていますよね?

ドラマの中でサクラがどんな結末を迎えるのかはわかりませんが…現実ではまだうまくいかない分だけ、ドラマの中だけでもサクラが報われるといいなぁ、と思います。

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Don't think … Feel!

考えるな。感じろ!

 

自分に迷いがあったとき

私はついつい頭で考えてしまう

人の意見を求めてしまう

 

でも頭で考えすぎると

感じることを忘れてしまう

 

日々起こることに

ヒントはたくさん散りばめられている

 

自分の頭を空っぽにして

日々起きていることを

ただ感じること

 

自分の直感を信じて

自分自身の気持ちに従って

ただ感じること

 

それが

自分に正直に生きるための第一歩

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信頼関係を築く

今日起きたこと、ちょっとシェアさせてください。

 

発達障がい等を抱える障がい児で、放課後に地元の学童さんに行くのは厳しいかな?という子たちのために、放課後デイサービスというものがあります。デイの先生たちが、ある程度は子どもたちの特性を理解してくれて、手厚く面倒を見てくれるのです。

 

今日はうちの子たちは利用予定ではなかったのですが、デイの先生が別の子のお迎えに小学校に来ていました。でも、いくら待ってもその子が出て来ません…デイの先生が不安そうにしていたので、その子の同級生に聞いてみたら…その子は学校の校舎を利用して行われる、放課後子ども教室というものに参加しているとのこと。

放課後子ども教室の様子を見に行ったら、確かにその子が参加していました。子ども教室担当の先生に申し込み用紙を見せてもらうと、確かに参加希望になっていました。どうやらダブルブッキングをしてしまったよう…それなら放課後デイサービスは利用なしでいいのかな?でもお母さんに連絡をして聞いてみないと…その子自身も不安そうにしています。

 

そして、放課後デイサービスのお迎えの車には、すでに特別支援学校に通う別のお子さんが乗っている状態…つまり、その子がどっちつかずなせいで、支援学校の子も待たされている状態だったのです。放課後デイの先生も困り果てていました。

そして、ようやくその子のママと連絡がついたのですが…何と、今から放課後デイへ行かせるとのこと。その子にしてみれば、子ども教室に中途半端に参加して、楽しくなってきたのに途中で帰らなければいけない…そりゃ嫌ですよね。しばらくゴネていましたが、まわりのお友達も協力してくれて、何とか外に出てきました。でも、その子はうなだれていて…見ていて可哀想でした。

 

今回のダブルブッキング、放課後デイの先生やその子自身、車で待っていたお友達…みんなが嫌な思いをしました。子ども教室の先生にも迷惑をかけました。果たして、ダブルブッキングをしてしまったママが、この状況を想像できているでしょうか。家に帰ってから、その子とどんな話をしたのでしょうか。その子に心から謝っているでしょうか。

その子のママが仕事で忙しかったのかもしれません。でも、ちょっとした不注意で、ここまで迷惑をかけていること。自分の子供に嫌な思いをさせていること…。

私自身で考えると、今回のことは絶対にNGです。なぜなら、これをしてしまうと子供との信頼関係が崩れてしまうからです。もし同じようなダブルブッキングをしてしまったのなら…忙しかったと言い訳をしてしまうかもしれませんが、子供にしっかりと謝ります。そして今後二度とダブルブッキングをしないように気をつけます。

 

そりゃあ、人間だからミスをしてしまうこともあります。今回のようにみんなに迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。

そんな時に大事なのは、相手が子供であっても、誠意を持って謝ること。大人になると、なかなか素直に謝ることのできない人も多いのではないでしょうか。(うちのパパは謝ることができない大人です。)

大人の態度を見て、子供は育ちます。大人が誠意を持って接していれば、子供も誠意のある対応ができるようになります。

子供は大人の背中を見て育つ…その通りだと思います。

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