樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

信頼関係を築く

今日起きたこと、ちょっとシェアさせてください。

 

発達障がい等を抱える障がい児で、放課後に地元の学童さんに行くのは厳しいかな?という子たちのために、放課後デイサービスというものがあります。デイの先生たちが、ある程度は子どもたちの特性を理解してくれて、手厚く面倒を見てくれるのです。

 

今日はうちの子たちは利用予定ではなかったのですが、デイの先生が別の子のお迎えに小学校に来ていました。でも、いくら待ってもその子が出て来ません…デイの先生が不安そうにしていたので、その子の同級生に聞いてみたら…その子は学校の校舎を利用して行われる、放課後子ども教室というものに参加しているとのこと。

放課後子ども教室の様子を見に行ったら、確かにその子が参加していました。子ども教室担当の先生に申し込み用紙を見せてもらうと、確かに参加希望になっていました。どうやらダブルブッキングをしてしまったよう…それなら放課後デイサービスは利用なしでいいのかな?でもお母さんに連絡をして聞いてみないと…その子自身も不安そうにしています。

 

そして、放課後デイサービスのお迎えの車には、すでに特別支援学校に通う別のお子さんが乗っている状態…つまり、その子がどっちつかずなせいで、支援学校の子も待たされている状態だったのです。放課後デイの先生も困り果てていました。

そして、ようやくその子のママと連絡がついたのですが…何と、今から放課後デイへ行かせるとのこと。その子にしてみれば、子ども教室に中途半端に参加して、楽しくなってきたのに途中で帰らなければいけない…そりゃ嫌ですよね。しばらくゴネていましたが、まわりのお友達も協力してくれて、何とか外に出てきました。でも、その子はうなだれていて…見ていて可哀想でした。

 

今回のダブルブッキング、放課後デイの先生やその子自身、車で待っていたお友達…みんなが嫌な思いをしました。子ども教室の先生にも迷惑をかけました。果たして、ダブルブッキングをしてしまったママが、この状況を想像できているでしょうか。家に帰ってから、その子とどんな話をしたのでしょうか。その子に心から謝っているでしょうか。

その子のママが仕事で忙しかったのかもしれません。でも、ちょっとした不注意で、ここまで迷惑をかけていること。自分の子供に嫌な思いをさせていること…。

私自身で考えると、今回のことは絶対にNGです。なぜなら、これをしてしまうと子供との信頼関係が崩れてしまうからです。もし同じようなダブルブッキングをしてしまったのなら…忙しかったと言い訳をしてしまうかもしれませんが、子供にしっかりと謝ります。そして今後二度とダブルブッキングをしないように気をつけます。

 

そりゃあ、人間だからミスをしてしまうこともあります。今回のようにみんなに迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。

そんな時に大事なのは、相手が子供であっても、誠意を持って謝ること。大人になると、なかなか素直に謝ることのできない人も多いのではないでしょうか。(うちのパパは謝ることができない大人です。)

大人の態度を見て、子供は育ちます。大人が誠意を持って接していれば、子供も誠意のある対応ができるようになります。

子供は大人の背中を見て育つ…その通りだと思います。

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