空にはいろいろな表情がある
夕焼けで真っ赤に染まる空
朝焼けで金色に染まる空
晴れた日の雲ひとつない真っ青な空
雲にもいろいろな表情がある
もくもくとした夏空の雲
空高くフワーッとした秋空の雲
不思議な形をした雲に出会うこともある
私がいちばん好きな空は
薄曇りの日に、雲の隙間から
おびただしい数の光の筋が
地上へ射し込むさま
頑張ってクタクタに疲れたとき
空を見上げると、そこには
私がいちばん好きな空が…
光の筋がシャワーのように降り注いでいる
目の前にある光景の
あまりの神々しさに
私は胸がいっぱいになって
何だか泣きそうになる
まるで空の上から
頑張っている私を見ていて
クタクタに疲れ切った私に
「お疲れさま」を言ってくれているようだ
空の上でいつも誰かが
私たちを見守ってくれている
そう思うだけで
今日も一日頑張れる気がする
空を見ていると、奇跡だって起こせるかも
そんな気もしてくる
おーい、空の上にいる誰かさん
いつも見守ってくれてありがとう
＊この詩を、大いなる気づきを与えてくれたSさんに捧ぐ
