私はずっと、うちの親から呪いをかけられてきました。
お前が死んでしまったら、みんなが困ると。家の中が回らなくなると。子供たちが露頭に迷うと。
だから私は、自分が死ぬことをずっと恐れてきました。
自分のためではなく、みんなが困るから。みんなを困らせたくないから、死にたくないと思っていました。
だから、検診に怖くて行けませんでした。
だって、病気が見つかるのが怖いから。
体の不調があっても、私に病気が見つかって、みんなを困らせたくなくて…なかなか病院へ行こうとは思えませんでした。
実はまた最近、生理が止まっています。
原因は分かっています。ストレスです。
家のこと、仕事のこと、子供のこと。
すべてをやりきれずに、体が悲鳴を上げているのがわかります。
会社で言われた検診、その時はダラダラ生理中で婦人科の受診ができませんでした。
本当は、もう一度婦人科に行った方がいいと思うのですが、面倒くささと、怖さと…未だに行けていません。
下腹部がどんよりと重くなってきているのはわかります。いろんなものが溜まってきているのだと思います。
でも…死んではいけない、という親からの呪いの存在に、ついさっき、気づいたんです。
人間だから、死んでもいいんです。もっと言うと、いつ死ぬのか…たぶんもう決まっているんだと思います。生まれる前から、命の期限は決められているような気がします。
私個人としては、いつ死んでもいいと思っています。今までも精一杯生きてきましたから。
(ちょっと言い過ぎました。やっぱり、できれば死にたくはないです。)
今私をがんじからめにしているのは、怖れです。
今私が死んだら、家族が困る。今私が死んだら、職場の人たちも困る。
だから死ねない。病気になるわけにもいかない。
でも…そんなふうに毎日生きていることに、疲れてしまったんです。
私は、私の人生を生きるべきです。
親のためでも、子供たちのためでも、職場の人たちのためでもなく。
死んではいけないとビクビクしながら毎日生きるよりも、今日も生きていることを喜び、一日一日を自分らしく生きることのほうが、よっぽどいいに決まっています。
実は昨夜、心も体も疲れ切って、どん底まで落ちていました。どん底に落ちたからこそ、怖れの解放に気づいたのかなと思います。
今日一日、すでに子供の予定は入っていますが、少しは自分のやりたいことをやろうかな、と思います。
まずは…今日一日、自分らしく過ごしたいと思います!