樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

優しい人になるために

今日は雨模様の1日でしたが、我が家の休日の定番であるホースセラピーに行ってきました。雨の合間を縫って、子供たちは元気に馬に乗って散歩に出かけていきました。

今日一緒にセッションをしたのは、中学生のダウン症である女の子。ダウンちゃんであっても、ヒップホップダンスにも積極的にチャレンジする前向きな女の子です。

そして、この子のお母さんが、本当に優しい方なのです。ここ数日の出来事で気持ちが弱っていた私。彼女に会えて、いろいろとお話をさせてもらって、本当に気持ちが落ち着き、癒されました。

 

彼女もそうですが、お子さんに障がいがある方はどの方も、本当に優しい心の持ち主です。きっと自分の子どものことで苦労をしてきて、それでも前向きに今を生きていて、そんな姿勢が魅力的に映るのだと思います。

今は支援学校に通っているこの女の子、最初は地元の小学校の支援級にいたそうです。ダウンちゃんが支援級を選択すること自体がけっこうチャレンジだとは思いますが、3年生あたりからまわりの子たちとうまくいかなくなって、結局4年生の時に支援学校へ転校して、今に至るそうです。

なので、今3年生のうちの息子が抱えている悩みにも、とっても共感してもらえました。確かにまわりの子たちが、いちばんシビアに差別をする年代なのです。6年生になった娘が、やっとまわりの子たちに受け入れてもらい始めているので、うちの息子も今を乗り越えれば…大丈夫かもしれませんね。

 

私は、小学校でみんなの輪に入れない息子のことと、ママ友社会から孤立しつつある自分自身のことで、ずっと悩んできました。

でも、今は輪に入れなくても、息子が学校で学んでくることはたくさんあります。いろいろなことを吸収して帰ってきます。

私自身は孤立することで正直キツいですが、そもそも他のママ友たちとは考えていることが違います。みんなに合わせることを良しとする社会に、私は入る気なんて更々ないのですから…割り切って考えるしかないのでしょうね。

 

私たち親子が、苦しい今をどう乗り切るのか。どんな未来を選択するのか。そこに真剣に向き合うことで、私も今日会った彼女のように、優しい人になれるかな?なんて、思ったりしています。

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