樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

自分の「役割」に気づく

発達障がい児である、小3のうちの息子。地元の幼稚園と小学校で、ずっと同じ仲間たちとともに過ごしてきました。親の私もずっと、同じママさんたちとおつきあいしてきました。

でも、子供たちの年齢が上がってくるにつれて、子供たちの生活が変わり、関係性も変わってきました。そんな中で、前から何となく感じていたこと…うちの親子は同級生であっても、決して仲間ではない。仲良くしてはくれるけれど、同じレベルではない。だから、実はみんなとの距離がどんどん離れてしまっている…そんな現実を突きつけられて、私自身がキツい日々を過ごしています。

 

もうこれは、無理をしてみんなと仲良くするのではなく、ある程度境界線を引いたほうがいいのかもしれない…じゃないと、私自身がキツすぎてもたない。自分の中で何となく、そんな結論が出ました。

でも、お迎えに行くと誰かしら同級生のママたちに会うし、そこでまた現実を突きつけられるのは本当にキツい。正直言って、お迎えに行くのがめちゃくちゃ嫌だなぁ…でも行かなきゃ。そんな気持ちでした。

まぁね、嫌だ、行きたくない、やりたくないってマイナスに考えるよりも、私は今何をしたい?やりたいことは何?ってプラスに考えていこう!とも思っていました。

 

そして、実際にお迎えに行ってみたら…やっぱり同級生ママたちがいました。しかも、いつもより人数多め。ハァ…ため息出ちゃうよ。

でもこの日は、とあるママから呼び止められて、先生のことで悩み相談をされました。とりあえず話をじっくり聞きました。ただそれだけでしたが、そのママは満足したみたいでした。

また別のママからは、とある発達障がい専門の先生と連絡を取りたい、と相談されました。何やらその先生に聞きたいことがあるようで…その先生に連絡を取ってみるね!と伝えたら、ものすごく感謝されました。

…あれ?こんなに立て続けに相談されたり、感謝されたり、今まであまりなかったけど?

もしかしたら、同級生ママたちの中での私の役割って、こういうことなの?

普段はあまり仲間としての付き合いはないけれど、いざという時には頼られることもある、ってことなのかな?

自分の立ち位置に迷っていた私に、存在する意味とか、自分の役割を教えてくれたのかな。何となくそんな気がしました。

 

まぁ今後もね、お迎えの時に仲間に入れないこともあるだろうし、しんどいこともあるかもしれないけれど…私にも役割があるんだってことに気づいただけでも、ひとつ前進!したような気がします。

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