うちの小３の息子。発達障がいを抱えています。
普通の子と比べると個性が強く、こだわりも強く、できることとできないことが極端に分かれます。
彼特有のユニークさを持っていて、そこを理解してくれる大人たちとはとっても仲良しなのですが…残念ながら、同級生を含めた子供たちとは、あまり仲良くありません。どちらかというと変わり者として見られていて、息子に対してあからさまに引いている子もいます。
息子もそんな空気を読んでいるのか？自分から無理に仲間に入ろうとはしないようです。
しかし…みんなと同じことを良しとする、今の学校の集団教育。先生たちは、息子がみんなの輪に入るように促していて…まぁ無理強いはせず、できる範囲で声かけをしてくれているそうです。
先生に言われる以上は、ある程度はやらなきゃいけない…息子も学校では、それなりに対応しているようです。
私も子供の頃は、みんなの輪に入るのに苦労しました。休み時間はひとりで過ごしていました。なので、息子の気持ちは何となくわかります。
学校とか、子供の集まる場所って、どうしても力関係が生まれるんです。スクールカーストって呼ばれたりもしますよね。
私自身、このスクールカーストがずっと嫌でした。本当に居心地が悪かった…きっと息子も、同じような想いを抱えているのかもしれません。
だから、私は息子に対して、もう十分頑張ってるよ！って思います。毎日学校へ行って、勉強を覚えてきて、人間関係も何とかやり過ごして…それでもう十分なのです。
家に帰ってくると、息子はひたすらパソコンでYouTubeを見ています。お気に入りはヒカキン。毎日同じ映像を見て、ゲラゲラ笑っています。
息子が友達のところへ遊びに行くことはないし、うちに友達が来ることもありません。人によっては、そんな息子を心配するのかもしれませんが…これが、学校で十分頑張っている息子の、せめてもの息抜きタイムなのです。
無理をしないで、やりたいことをやる。それでいいんです。
人に何と言われようと、息子はもう、十分頑張っているのです。
