樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

働いてみて、わかったこと

今日をもって、2年半ほどお世話になった保育園での事務員の仕事が終わりました。仕事の引き継ぎや荷物の整理なども済ませ、やり残したことはない…はずです。

私は午前中上がりだったので、まだ仕事中の先生方に、合間合間でご挨拶に行きました。私は普段、あまり先生方と仲良くしてはいませんでしたが、それでもみなさん残念そうにしてくれたり、私のことを気遣ってくれたり…ありがたいと思いました。

そして、お世話になった園長先生、主任さん、事務仕事を引き継ぐことになったパートさん…それぞれお別れと感謝の言葉を交わしているうちに、涙腺が崩壊しそうになりました。

あれだけ孤独だった事務員生活、何度も絶望を味わった日々…辞めたくて自分から辞めるのだし、やっと辞められてスッキリするのかと思いきや…いざ退職となると、いろいろと込み上げてくるものがありました。

 

ここで働いてみて、わかったこと…それは、やはり人との繋がりは大事なんだということです。

私は若干自閉症気味であるし、うちの子供たちも同じく自閉症スペクトラムを抱えているので、基本的に人付き合いは苦手です。あまりに人が恐くなり、外に出ることすらできない時もあります。

そんな私が、保育園事務員として外に出ずっぱりだったことで自分を見失い、日々起きる出来事に振り回されて…生活がめちゃくちゃになりました。だから、退職を選んだことは間違っていないと思います。

でも、人と関わること自体は経験であり、ものすごい財産になります。人から得る刺激が、時には喜びであったり、悲しみであったり、怒りであったり、絶望であったり…そこで生まれる感情が自分の中に落とし込まれることよって、人生に深みを与えてくれるのだなぁって、今は実感しています。

 

仕事というのは、スキルという面でも大きな経験になります。今回私は、今までやったことのない事務処理の数々に悪戦苦闘しましたが、そのおかげで今まで苦手分野だったお金のことについて、いろいろと知ることができました。何より、やればできる!という自信もつきました。

今回は一旦仕事からは離れて、家のことや子供達のことに集中したいと思いますが…どんな形であれ、また何かしら仕事はしたいなぁと思っています。

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でも、しばらくはゆっくりしようかなぁ…