樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

自分がわからなくなっていた

数週間前のこと。仕事へ行く途中に突然、腰痛に襲われました。歩くのもしんどいレベルです。

何とか仕事へは行って、その日の業務はこなしましたが…こんなに砕けるような腰痛は初めてです。

 

私が腰痛になる原因は、実はいくつかありまして。

まずは姿勢の悪さ。子供の頃から猫背なんです。

次にデスクワークの影響。事務員なので、基本はパソコンの前に座りっぱなしです。

そして、これがいちばんの原因…ストレスです。仕事のこと、子供を含めた家族のこと、私はいろいろと抱え過ぎている自覚があります。その影響か?しばらく生理が止まっています。更年期に差し掛かっているので、閉経の可能性もあるのですが…

 

とにかく、腰がつらい…久しぶりに、ヒーリング整体をしている知人に連絡を取りました。

そして、実際に体を診てもらいながら、私の奥底にある想いを掘り起こしてもらいました。

彼女によると、今の私はとにかく、全身で「休みたい!」と叫んでいるのだそうで。無理をし過ぎていたり、我慢をし過ぎていたり、とにかく溜めに溜め込んでいるとのこと。やっぱりね、そうよね…

そして彼女に言われたこと。今の私は、私ではないと。私らしさが全くないと。

 

思い当たるのは、やはり仕事のことです。

私はとある保育園で事務員をしています。仕事を始めた当初は、子供たちとの触れ合いも楽しみにしていましたし、実際に子供たちの保育に入ることもありました。でも…私が考える子供との触れ合いは、現場的には甘かったようで…もっと子供たちに厳しく指導をしなければいけなかったみたいで…以後、私が保育に入る機会は全くなくなりました。

 

私が思う保育の基本は、発達障がいであるうちの子たちを指導してくれた先生たちの姿です。とにかく子供に寄り添い、この子は何をしたいのか?を引き出し、自主性とか自己肯定感を育むことが大事だと、ずっと思っていました。

でも、今いる保育園の考え方は、園の方針に子供たちを合わせ、指導に乗せることが大事。とにかく子供たちに指示を出して「やらせる」。私はこの考え方に、ものすごく違和感を持っています。

私は単なる事務員であり、保育に口出しはできません。さらに先生方の中でも、園長先生を頂点とした完全なる縦社会が成立しています。つまり…今の仕事場では、私の秘めたる本音なんて…とても吐けやしないのです。

 

こんな日々を送っているうちに、いつのまにか私は、自分の殻に閉じこもる癖がついてしまったようです。仕事場だけではなく、他の場所でも心から笑うことがなくなってきている…そのことにすら気づかずに、そんな自分が当たり前になってしまっていたんですね。

自分を見失い、自分のことが自分でわからなくなっていた…彼女の指摘で、そのことにやっと気づきました。

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これはもう、ね、やるべきことはひとつです。やっぱり、今の仕事は辞めたほうがいいんです。

でも、そう簡単にはいかなくてですね…以前にも一度退職の打診をしているんですが、辞められては困る!と、引き止められたんですよね。その時点では、休日を増やして、負担を減らして、続ける方向で結論が出たんですけど…もっと根本の問題なんですよね。

恐らく私が引き止められている理由は、仕事ができるから。便利だから。そんなところです。私の個人的な部分は全く求められていない…要はロボットなんですよね。

それならば、私の代わりはいるはずです。ただ、新たに事務員を探すのが面倒なだけ。たぶんそんなところです。

まあね、結論を焦らずに…でも辞めるってことだけは決めて、新たな可能性を探っていこうと思います。

まぁまずは休んで、心身共に回復しないとね。