樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

キャッチ&リリースの法則

新型コロナウイルス、地域によっては緊急事態宣言が解除され、少しずつお店も再開し始めましたね。

私たちの地域でも、今週から小学校の分散登校が始まります。偶数学年が月曜と木曜の午前中、奇数学年は火曜と金曜の午前中に登校します。我が家は姉が6年生、弟は3年生なので…登校日がバラバラ。ちょっと面倒くさいですが、それでも時間を持て余していた子供たちにとっては、待ちに待った学校再開です。特に姉は心待ちにしながら、たまった宿題を必死になってやっています…ハハハ。

 

世界各地でも、少しずつ、かつての日常を取り戻しつつあるようですね。感染者が減り、街に人が戻り…すぎていないですかね?

フランス・パリ在住の作家、辻仁成さんが、ご自身が撮った写真を公開されていましたが、公園でくつろぐ大勢の若者…密集もいいところでした。

また。チャラ芸人としてのポジションを確立しつつあるEXITの兼近さん、緊急事態宣言の「解除」ではなくて「緩和」の意識を持った方がいい、と発言されていたそうですが、正にその通り!です。一気に人がどっと集まってしまうと、再び感染拡大を招いてしまうのでは?と、思いますよね。

 

魚釣りをしていて、あまりに小さすぎる魚を釣ってしまった時に、その魚が絶滅しないように海に帰すことをキャッチ&リリースと言います。せっかく釣った魚を海に帰すこと…今では完全にルール化しているので、釣りをする人なら当たり前のマナーですが、人間と自然の共存を考えた素晴らしいルールだと思います。

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魚釣り以外の場面においても、このキャッチ&リリースの精神、人間と自然の共存を考えていく上で非常に大切なのでは?と思うのです。

緊急事態宣言が解除されても、すぐに今までの楽しみ方には戻らずに、地球に何をリリース(帰すことが)できるのか?を考えながら、自然の恩恵をキャッチする(受け取る)方法を考えてみてもいいのでは?と思いますが…

例えば、今回の外出制限によって温室効果ガスの排出量が減ることがわかったので、たまには車に乗るのをやめて自転車にしてみるとか…みんなと同じ行動をすると密集の原因になるので、みんなと違う場所で休日を過ごしてみるとか…どうですかね?