樹安の日々インスピレーション

日々の生活の中での気づきを、徒然なるままに

特別なコサージュ

明日、娘は小学校を卒業します。とは言っても、娘自身が感傷に浸る余裕はなく…6年生を送る会で披露する決めポーズをどうしよう?とか、卒業文集の作文に悪戦苦闘したりとか、卒業制作に追われたりとか、卒業式練習で所作のダメ出しをくらったりとか…何やかんやで、バタバタと忙しいのです。

 

昨日やっと、娘が卒業式に着る服の試着をしました。スラリと背が高い娘、しかし最近髪をバッサリと短く切ってしまったので、服装によっては男の子に間違えられてしまう…そんな娘に似合う服を、娘と相談しながら通販で購入しました。(近所のイオンタウンに行っても、小学生女子が着るようなオシャレな服がなかったんですよね…)

短めのジャケットにリボンタイ、スラリと長いロングスカートが素敵なお洋服。娘によく似合っていました。娘も姿見の前で、素敵に着飾った自分を何度も見て、まんざらでもない様子でした(^_^)

 

私自身も、滅多に着ないフォーマルのお洋服をタンスから出しました。春なので、ベージュのボレロと黒レースのスカートにしようかと思います(^_^)

そして…私には大切にしているコサージュがあるのです。

 

娘がまだまだ発達の遅れが目立っていた幼い頃。当時は特別支援学校の幼稚部に通っていました。

基本的には親子で通う幼稚園で、子供たちの発達のこと、親同士の楽しかったことや面倒くさかったこと、もう思い出がありすぎて…親子で3年間通うのは大変だったけれど、卒園の時の想いも特別なものがありました。

そんな時、当時お世話になっていたアクセサリー作家さんに、特別にオーダーしてコサージュをつくってもらったのです。

可愛らしいお花と、天然石のキラキラを散りばめたコサージュ。派手さはないけれど、想いがギュッと詰まったコサージュ…卒園式のドキドキした気持ちを、私の胸でしっかりと受け止めてくれました。

 

娘の入学式、息子の卒園式、入学式…いつもこのコサージュをつけて、時を共にしてきました。

今回久しぶりに出してみた、あのコサージュ。相変わらず可愛らしい佇まいをしていました。明日はこの子をつけて、娘の旅立ちを見守ろうと思います。

f:id:hattatsumamajuan:20210315114906j:image

 

おまけ。コサージュを出したときに、もうひとつ懐かしいものを見つけました。それは、娘が卒園の時に、ママさんたちと一緒に作った手作りコサージュ。

f:id:hattatsumamajuan:20210315114914j:image

こういうモノって、一気に当時の想いが蘇るんですよね。懐かしいなぁ…